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2007年7月19日 (木)

閑古鳥が鳴くお店も結構儲けている

火曜日の9時に日テレで「週間オリラジ経済白書」という番組があります。

「街のアノお店一体何故つぶれない!」というコーナーは面白い。

商店街などで見かける閑古鳥が鳴いているお店とかどうやって維持しているかわからないようなお店に直撃します。

定点観測カメラでみるとお店に入っていく客などほとんどいませんし、買っているお客さんなど限りなくゼロです。

たいていお店の外観や看板、中の商品などはさえない雰囲気で、いったいどうやって生活しているのかと心配になります。

商店街はこういうお店ばかりなので、日本の小規模なお店は壊滅的だと思ってしまいます。

ところが、販売方法や売上高などを調べると意外にも儲けている実態が次々と出てくるのです。

最初見たのは、親子でやっているさえない自転車屋さんと八王子にあるハンコ屋さんでした。

自転車自体は量販店やディスカウント・ストアで買う人がほとんどなのでお店に飾ってある自転車は置いてあるだけでホコリをかぶっている状態です。

パンク修理は数が多く、原価もゼロに等しいので利益率は高いそうです。

ここまでは想像つくのですが、このお店は郵便局など公的機関の自転車修理などを大量に請け負っていて、売上は数千万円に上るのです。

ハンコ屋さんも同じです。

春の入学時期にハンコが売れるのは想像がつきます。

しかし、それだけではありません。

春の異動時期に役所などから大量の受注があるのです。

ほとんど技術料なので利益率は高い。

ホコリだらけのお店からは想像付かないのですが、売上はやはり数千万円とのこと。

タバコ屋さんはもっとすごかった。

店内で買う人はほとんどいなくて店の前にある自販機はたかが知れています。

これでどうやって生活しているのか心配になります。

主人も眠そうに出てきてやる気が感じられません。

ところが、このお店は雀荘やレストランに自販機を60台ほど設置していて年間の売上は億を超えるのです。

その入れ替えは深夜に集中してやるからお昼は寝ているそう。

蒲団屋さんではお店で蒲団はめったに売れません。

ところが、蒲団を買う人はほとんど電話で注文するのです。

しかも、打ち直し需要が大きくてこの技術料が利益率を高くします。

さらに、蒲団はレンタルが多くこの利益率も高い。

さらにさらに、名前入りのタオルが年末に大量に注文が来るのです。

結局、心配することなく数千万円の売上です。

僕は金物屋でモノを買った記憶はありません。

合鍵作成は技術料なので利益率は高い。

しかしそれだけではありません。

学校の清掃用具などはかなりの売上があるのだとか。

それから早朝には工事関係者が道具や部品を買いに来るので相当混雑しているのです。

ですからお店は早く開店するらしいのです。

売上高も数千万円を超えるようです。

僕たちは暇そうな時間しか見ていないので勝手に心配しているのですが、結構儲かっているのです。

見た目だけで判断してはいけないってこと。

それからお店外での外商の割合が高いのでお店が繁盛しているようにはみえないこと。

技術があるので、あいまに小金を稼いでいること。

たいていお店は所有物件なので家賃等がないこと。

自分一人か家族が手伝ってできるので、人件費もかからない。

お店は開けているだけなので、ディスプレーや看板などはボロくなっても、商品がホコリをかぶっていてもどうでもいいのです。

ハデに宣伝したり、お店に行列ができたり、きれいなディスプレーで飾ったりしているお店に目がいきがちですが、だまされてはいけません。それ以上に儲けているのです。

それにしても納得いかないのは、公的な郵便局、学校、役所などからの一括受注。

一つひとつは少額なので随契で癒着しているのでは。

それからタバコ屋さんは開業規制が強くて既得権益化していること。

そういうことも含めてテレビ出演して大丈夫なのかとまた心配してしまいました。

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