« 甲州茅葺突上げ屋根付き切妻造り民家群の保存を | トップページ | 残暑は厳しいのかそうでないのかどっち? »

2007年8月23日 (木)

田中森一著「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」を読んだ

元検事で逮捕された弁護士田中森一氏の話題の手記「反転 闇社会の守護神を呼ばれて」(幻冬社)を読みました。

今年の6月25日発売で出たあとすぐに買ったつもりだったのですがもう7刷りでした。

400ページを超えるハードカバーですが一気に読んでしまいました。

生い立ちから検事時代の事件、ヤメ検として弁護士となって逮捕され判決が出るまで。

とにかくバブル時代の儲け方とかお金が飛び交う様は今さらながら驚きます。

それにしても、元検事が実名で内部のやりとりや圧力で事件にできなかった話まで書くのは異例なことでしょう。政治家も出てきます。

ムネオ事件の外務省の佐藤優氏以来、「国策捜査」という言葉が使われるようになりましたが、実際想像のとおり検事といえども人間だし組織だしいろいろあるんだなあと思いました。

印象としては、もう隠すことも無いのでかなり正直に書いているのではないでしょうか。自身控訴中の事件の詳細はどうだかわかりませんが。

イトマン事件の許永中など得たいの知れない人物ですが、何か人間味のある人のように書かれています。もっとも共犯者だから割り引いて読まないといけないとは思いますが。

一種の暴露本ですから、関係のある人たちはこぞって読むと思います。

きっと霞ヶ関や永田町周辺の本屋さんでは山積みされているのではないでしょうか。

ところで著者の元検察官は、検察内部の裏金問題を暴露する直前に別件逮捕された大阪高等検察庁・元公安部長の三井環被告とは違うのでお間違えなきよう。

僕も最初はこっちの話だと思っていました。

同じような人がいるんだね大阪の方って。どっちがどっちだかわからん。

|

« 甲州茅葺突上げ屋根付き切妻造り民家群の保存を | トップページ | 残暑は厳しいのかそうでないのかどっち? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178596/16215181

この記事へのトラックバック一覧です: 田中森一著「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」を読んだ:

« 甲州茅葺突上げ屋根付き切妻造り民家群の保存を | トップページ | 残暑は厳しいのかそうでないのかどっち? »