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2007年9月17日 (月)

深谷市は戦意喪失のまち

今日は深谷市に行きました。

深谷市。あったなそんなの。深谷ネギ。どこだ?熊谷市の先か?じゃ暑いなあ。

大宮から高崎線で。

駅はリトル東京駅。Imgp0870

これは東京駅のレンガを造った日本煉瓦製造が深谷にあるので1996年に改築されました。でもこれはニセモノでパネルです。

荒船清十郎センセイが急行を止めたことでも有名。

駅前は渋沢先生の銅像のほかマクドナルドくらいしかない。それにしても暑い!さすが熊谷の隣。Imgp0843 Imgp0845

渋沢栄一の生家へ。遠いのでタクシーで。2020円もかかった。

地名が血洗島というすごい名前。由来はいろいろな説があるようです。

となりは手墓という地名で、死ぬと手を切って埋めたらしい。今は手計に変わっていますが。

ボランティアのおじさんが無料で案内してくれます。

生家は立派な木造家屋ですが、養蚕農家独特の突き出し屋根になっています。

蔵などもたいしたものです。Imgp0844 Imgp0846

ただし、この家屋は渋沢が生まれた家ではなくて後に妹夫婦が明治28年に再建したものです。

しかも、渋沢国際学園があり留学生を受け入れていたためサッシに換えるなどしてしまったため保存価値が少なくなってしまいました。

門が非常に高いのは馬に乗ったまま玄関までいけるようにとのこと。Imgp0847

庭には渋沢の銅像と池があります。Imgp0850

敷地の裏には号の青淵を取った池があります。竹やぶなのでカに刺されます。

この豪農は何をして儲けたのか?という疑問が浮かびます。

もちろん養蚕です。開国前から生糸を輸出していたというのです(本当か?)。

それから藍玉です。こちらで大儲け。栄一も手伝ったそうです。Imgp0851

何故、JRの鉄道はもちろん旧中山道よりこんなに遠いのか?という疑問Imgp0853 です。

これもやはり利根川の舟運が関係します。

どちらもこのブログの読者はピンとくると思いますが。

利根川も本庄の先を越えると浅くなってしまいます。ですから上州の繭はここに集められて利根川を下って関宿で江戸へいくのです。

今は屋敷と国際学園とともに深谷市に寄付されています。

古い電話があるかなと聞いてみましたが無いとのことです。

歩いて青淵記念館前を通って渋沢栄一記念館に行きました。

翁の写真を見るといいおじいちゃんです。Imgp0857

肉声のテープも聞けます。

藍玉の商いなどもよくわかります。番付を作って競わせたそうです。Imgp0858

少し歩くと尾高藍香の家もあって裏に立派な洋館が見えるので目立ちまImgp0859 す。

ここで栄一はこの家の2階で城の乗っ取り計画を立てたそうです。

川を渡ると大寄公民館の敷地に清之堂と清風邸という洋館が移築されています。かなり保存状態がいいです。

でも管理者はやるきがなく「見るんですかア」と面倒くさそうに言うので見るのはやめました。

とても駅まで歩けないしタクシーも呼べないのでどうしようか。

1日に5本しかない「くるリン」という循環バスが来たのでこれに乗りました。

乗客は少ないのですがグルグル回るので駅まで30分くらいかかりました。

日本煉瓦資料館とホフマン輪窯、深谷商業高校記念館、旧中山道沿いのレンガ造りの建物など見たかったのですが帰ることにしました。

関東平野の市にありがちな没個性、差別化なしとアイデンティティの欠落、モータリゼーションによる郊外へのスプロール、人口減少、公共交通機関の貧弱さ・・・

せっかく渋沢とレンガという個性と歴史、文化を持ちながら全く生かせていない。

川越のような連坦性は失われ、桐生のような文化性も感じられない。何しろ市民にやる気が感じられない。

それにしても深谷の回遊性はひどすぎる。

タクシーしかなく、料金はウソつくし、最後に1メーターかせぐセコさ。きっとタクシー業界の圧力で循環バスの本数が減らされているのではと疑う。(おそらく当ってると思う)

しかも暑い。

この市は戦意喪失していまっているようです。

ハードはいいのにソフトと人がダメな典型。貧すりゃ鈍する。

やっている議会や役所がケチな百姓とそのせがれなのが目に浮かぶ。

渋沢が生きていたら何と言うか。

注目していた都市なのに本当にガッカリしました。

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コメント

戦意喪失のまちだとは、
失礼じゃあないの?
暑いのは しょうがないけど
深谷の どこ見たのか心配です。

投稿: 中嶋義明 | 2008年10月 3日 (金) 11時10分

〉やっている議会や役所がケチな百姓とそのせがれなのが目に浮かぶ

全くその通りです。
本人達は自覚が無いふりをして、自分達身内の利益しか考えてない議員ばかり。

深谷出身地元出身以外の議員が過半数超えるような事にならない限り、未来永劫このままです。

せっかく訪れていただいたのに申し訳ない。
残念です。

投稿: 一市民 | 2011年8月10日 (水) 10時42分

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