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2008年2月15日 (金)

映画「シルク」で幕末の養蚕業をみる

映画「シルク」が終わりそうなので観にいきました。

「海の上のピアニスト」のアレッサンドロ・バリッコのベストセラー「絹」の映画化。

監督は「レッドバイオリン」のフランソワ・ジラール。

フランスの青年が蚕の卵(蚕種)を幕末の日本へ買い付けに来る。

ストーリーはともかく、当時の日本の山村をどう描いているか興味がありました。

映像はきれいでした。

日本での撮影は2006年に松本市と酒田市で行われたそうです。

出演はマイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀、国村隼。

音楽は坂本龍一。

途中鉄道も使ってキエフ、ウラジオストック、酒田から日本に入ります。

決済は金。

フランスの製糸工場はまだ手で紡いでいました。

日本に来るときは常に冬で村は雪。

一方、フランスの場面は全て明るい夏。これで対比している。

でも蚕の卵の間は冬なので買い付けはそういう時期になるのは正しい。0 ~ 5 ℃中では発育しないけど 10 ℃以上になると発育を始めます。

画面ではネズミ色になってディテールに凝っているなあと思いました。

持ち帰って春になるとちょうど孵化することになります。

役所広司の役は原十兵衛。

名前からして原善三郎がモデルだと思う。(孫娘の婿は原三渓)

原は埼玉生まれですが、1861年に横浜に出るからそれ以前の話ということか。

1861年には横浜が開港して生糸貿易は盛んになります。

当時、養蚕業も蚕種業・養蚕業・製糸業に分かれていた。

蚕種は福島県の伊達が上野国の長沢でした。

酒田から入って山道を通るということは伊達の可能性が高い。

だから原というのは象徴的な名前として使っただけかも。

ただ、埼玉あたりでも蚕種で儲ける業者が出ています。

まあ、原作を読めば書いてあるのでしょうけど。

物語の途中で幕府の貿易交渉があって、スエズ運河が開通(1869年11月17日=明治元年)したため20日で行けるようになったため、ベンチャーでなくなってきました。

フランス人なのに何故か全編が英語。原が突如英語をしゃべりだす。

マダム役の中谷美紀の英語は上手すぎる気がしました。

耳の不自由な方のために日本語もカッコ付きで字幕が出ます。

まあ、養蚕業に興味ない人にはどうってことない映画でしょうけどね。

わからん人にはわからんと思う。

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