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2008年2月 7日 (木)

日本銀行旧館はネオバロック

日本銀行旧館は「ルネッサンス+ネオバロック様式」です。

ここの柱やドームはバロック様式。Imgp2504

さらに、規則正しい窓はルネッサンス様式。

バロックは、劇的。階段のような動きのあるものを中心に据える。豪華。うねる曲線。
不規則な曲線、曲面の多用。ごつい。

バロックの見分け方

建物に入り口が真中にあること。
入ったところに階段があり、それが曲線を描いて2階に繋がっていること。
天井や内装が超豪華。

これがネオになると左右対称。つけ柱。Imgp2501 Imgp2505

ルネサンス様式は、ゴシックの否定から入り古典的。

正円アーチ、直線の多用。窓、入口にその傾向が現れる。
左右対称、外壁に装飾が少ない。つるっとした感じ。
中央に入口、左右に翼部を伸ばす。さらに伸びる場合はコの字型に。
整然とした配置。
飾り柱が付けられていることも多い。
レンガ造りも多い。

円柱が用いられる。
整然とはしているが実用性が高いわけではなく芸術性が先行していることが多い。
ルネッサンス様式の聖堂も多い。冠のような丸屋根。

ルネサンスからバロックに発展しました。

なお大阪支店はルネッサンス+ネオバロック様式、旧小樽支店はルネッサンス様式です。

明治29年に箱崎町から本石町に移転しました。

五街道の起点で両替商が多い金融街だったこと。大蔵省や紙幣寮が大手町で近かったからです。

江戸時代の小判製造所である「金座」があったのもひとつの理由らしい。もちろん銀座もあった。

ベルギー中央銀行を手本に辰野金吾の設計です。東京駅(ビクトリアン様式)も辰野です。

エレベーターは凌雲閣の次で2番目に古い。オーチス社製。

上から見ると「円」の形をしていますが、これは偶然だそうです。

重要文化財です。

関東大震災と東京大空襲を免れたことになります。

関東大震災にときは建物は揺れには大丈夫でしたが近隣からの火災で丸屋根が焼けて、現在のものは復元です。

空襲に関して聞いてみたら、「日本銀行は皇居、国会議事堂、京都などと共にアメリカ軍が攻撃から外した、とNHKでやっていた」とのこと。

法務省旧本館はドイツ・ネオバロック様式(お雇いのエンデとベックマン)。北海道庁旧本庁舎や大阪府立中之島図書館はネオバロック様式。

ルネサンス様式はアムステルダム中央駅。門司港駅舎、プラハの国立劇場など。

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