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2008年6月13日 (金)

老人党はシングル・イシュー・ポリティクス

後期高齢者医療制度や年金問題で気になる意見があります。

自分達の年金・医療のためだけに「老人党」をつくれというものです。

誰でも自分の負担が増すのは嫌ですし、できれば優遇されたい、もっと貰いたいというのが本音でしょう。

圧力団体、業界団体の政治献金、労働組合、集票マシーン、ロビー活動だって同じことです。

働いていない老人にとっては自分の生活に直結するから関心は高い。

その反面、自分達以外のことには相対的に関心が薄くなる。

いや極端に関心が無くなるかもしれません。

具体的に言えば、将来の世代への負担や環境問題のような長期的な問題は無関心になるかもしれません。

だってその頃は自分はいないのだし、自分の身を削ってまでも他人の事に関わっていられないからです。

そうすると、自分の年金を獲得するだけの政策が通れば、その代わりに他の政策には無条で呑む行動に出やすくなります。

そういう集票団体を取り込む既存政党も出てくるでしょう。

コントロールが簡単な集票マシーンなのですから。

これがシングル・イシュー・ポリティクスです。

もちろん信条や結社、集会、言論は自由です。

でも既存の団体に比べて極端かつ偏狭、近視眼的な考え方になります。

何しろ数が多いので具体化してしまう可能性もあります。

こうした歪んだ取り込みが続けば良い政治になるはずがありません。

若い世代の逆襲にあうかもしれません。、

次の世代に引き継がれたりすると永遠の世代間闘争になってしまいます。

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