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2008年6月 5日 (木)

誰が原油や穀物に投機しているのか?

日本が不良債権処理で外資が参入したとき石原慎太郎氏は、

「外人に日本が買われてしまう」と言いました。

目の青い外人さんに日本企業が買われると思っているらしい。

経済オンチな作家の発言ですよね。感情論だけの。

ところで、ガソリンの値段が全国平均171.9円になったそうです。

これにワイドスクランブルの漠さん(経済学部卒)や北野大(博士)は、「こういう時こそ国が安くしてくれませんかねえ」とコメント。

そんなに都合良く行きません。

言いっ放し感想発言ですからどうでも良いのですが。

まあ「原油とか穀物とかを投機対象にしないで欲しい」というのは庶民の切実な意見ではないでしょうか。

きっと目の青いアングロサクソンが金だけのために儲けているんだろう。

やめてくれー、と。

グローバル化なんてまっぴらだあ。

庶民や老人をいじめないでー。

さて、昨日の日経新聞に英ヘッジファンド最大手のCEOの記事がありました。

予想どおり、国際商品市場に流れ込んでいる投資マネーの主役は「日本の個人投資家」だそうです。

24%を占め、米国や欧州を上回り最大だそうです。

日本は超低金利が続いているために国際分散投資に流れているそう。

個人資産1500兆円の一部です。

何のことはない自分達はちゃっかり儲けているのです。

マッチポンプみたい。

それでいてガソリンや小麦を国に(つまり税金で)下げてもらいたいなんておかしいでしょ。

そのちゃっかりは隣のご老人の可能性が高い。

だって若者はその日暮らしのフリーターで、30歳台は結婚もできず子供もつくれず、40歳代は子供が受験するというのに4人の親の介護をしなくちゃいけない。

どこにお金があるというのですか?

お金を持っているのは、逃げ切った世代のうち厚生年金を貰いローンの終わった持ち家のご老人だからです。

弱い老人いじめするな!と言いながら後期高齢者というと怒る。

たしかに困っているご老人が少なくないこともわかりますが、たくさんの富裕層が存在しているのも確か。

そういう人たちは黙っているけど権利だけは主張する。

だって暇なんだもん。

わかりましたか獏さん北野さん。

最初に書いた日本の不良債権のハゲタカとか再生ファンド、ヘッジファンドなどには日本のマネーが海外を迂回して入っていました。

日本の銀行なんかも公的資金を入れている最中に香港を経由で名前を変えて投資していましたね。

たしかに青い目の外人さんがCEOですから表に出ることがありますが、彼らは単に運用を受託されているに過ぎません。

実は出資者は日本人も多いのです。つまり外資というと青い目の外人さんという固定観念がありますが、実は隣の(困った表情の)日本人である可能性が高いのです。

というかファンドがどの国で設立されたかはどうでもいいことです。

お金に色はないし、グローバルに飛び交っているからです。

だから、そもそも誰が買ったとかそういう議論は意味がないのです。

わかったかな石原さん。

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