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2008年7月15日 (火)

井の中のビール業界

おとといサントリーがサッポロを抜いた話を書きました。

14日にバドワイザー(4位のアンハイザー・ブッシュ)がベルギーのインベブ(2位)の買収再提案を受け入れることを表明。(本日付の日経新聞より)

この統合で世界シェアは25%のだんとつ1位になるらしい。

2位はミラー、3位はハイネケン、4位はカールスバーグ、5位クアーズ。

6位のコロナのグルポ・モデコと7位の青島にはアンハイザーが出資しています。

市場の成熟化と穀物相場の高騰に対してM&Aを活用した再編が進んでいます。

今後は新興国を中心に再々再編となるのは必至。

ところで日本のメーカーはどこにいってしまったのでしょうか。

世界の順位でいくとアサヒ、キリンが13~15位程度。

完全に蚊帳の外。

この理由は井の中の闘いだったということです。

まずM&Aによる展開に不慣れだったこと。M&Aって悪いことだと思っていたくらいです。

株式交換で重要となる時価総額でいうと今回の統合案ではアサヒの11倍近くになってしまいます。

これではいつ呑みこまれてもおかしくありません。

日本の市場は94年をピークに減少が続いてきています。

市場規模は第6位と比較的大きいので4社が仲良し競争で生きてゆけます。

高い酒税は輸入ビールから保護してくれたのでこれまた安心。

井の中の蛙。

気が付くとアジアの有力メーカーは欧米に先に刈られてしまいました。

保護貿易というものがいかに時代遅れかがわかるってもの。

それにしても石油の値段が上がったら、お金くれっていう業界も業界だよね。

そんなんだったら僕も言いたいよ。

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