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2008年11月11日 (火)

税金より社会保障費用が辛いのです

定額減税とか法人税引き下げだとか議論があります。

そもそも低所得者は税金なんか払っていないので所得税の減税は意味ないわけです。

まあそれもあって「給付金」をヘリコプターで配るらしい。

それより辛いのは社会保障費用の高さ。

年金、健康保険、介護保険、失業保険、労災など。

給与明細を見て「こんなに取られてるの?」と感じるもの。

腹が立つので手取り額だけ確認して明細見ないって人もいる。

それでもサラリーマンの人の実感は低くすぎるらしい。

社会保障費用の半分は会社が負担している。

だから個人は半分だけ引かれているのを目で見るだけ。

会社が負担しているから自分と関係ないわけがない。

労働分配として本来はもらえるはずだったものを肩代わりして会社が払っていると考えた方がいい。

実質的には2倍払っているんです。

5万円の人は10万円も!チクショー!

会社経営者や自営業者はこの厳しさがもっと肌でわかるらしい。

そこで社長さんに聞いてみた。以下はその声。

厳しい。

厳しすぎる。

できるなら厚生年金やめて国民年金にしたい。

社員が増えると何のために働いているのかわかんなくなるくらい払う。

税金は社会保障費を引いた後に黒字のとき払うので、ある意味ハッピーな話。

ところが社会保障費は営業状態に関係なく固定で発生してくる。

いや、景気に関係なく毎年上昇していゆく。

高福祉国家というなら話はわかるけどそうでもない。

これだけ払って自分も社員も将来年金がもらえるかもわからん。

払ってねえ奴もいるらしいじゃないか。

いい加減日本を脱出したくなる。

これじゃあ社員を1人でも減らしたいと思うのは本音、というかそもそも経営が成り立たないじゃないか。

働きの悪いやつなんか本当にやめてほしい。心からそう思う。

最近は心じゃなくて口に出る。

だってみんなで共倒れになってしまうじゃないか。

でも雇った限りは解雇はできない。家族だからな。

じゃあ採用しないとなる。

できる限り非正規雇用やアウトソーシングに走るのは当然。

優秀でやる気のある若い人なら採用する。

お前なんか採用するわけがない。何かできるのかい?

今やこれを追及するのが経営者の仕事。

しないのは無能、無責任な経営者とも言える。

あたりまえ過ぎて話にならない。

現象だけ見て単純に非正規雇用やアウトソーシングを批判する人には怒りさえ覚える。

そういう人はたいていサラリーマン。

経営から遠いという意味で末端の。

あるいはお金持ち。

繁閑があるからと言われるけど、実際は社会保障費を永遠に払うことなどできないからです。

法人税を少しくらい下げてもこっちをなんとかしてくれないと同じこと。

サラリーマンはいいなあ。

一旦採用されたら文句だけ言えばよし。

解雇されたら闘うのみ。かっこいい。

経営側はいつも悪者。まあいいや。

せめて引かれている社会保障費は2倍で考えて欲しい。

そして怒れ、悲しめ、絶望しよう。いっしょに。

あとはできる限りぶら下れ。

間違っても独立など考えない方がいいとのこと。

やるなら海外で。

でも日本がいい。

じゃあ我慢するしかないか。

払ってねえ奴には消費税で払ってもらうぞ。

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