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2009年3月14日 (土)

生命保険の原価でダマされるな

日本人は生命保険好きだと思います。

みなさんにお聞きしたいのですが、

生命保険の契約内容はちゃんと理解できていますか?

セールスのおばちゃんやお兄さんの人柄で決めていませんか?

他社の商品と比較したことありますか?

みんなだいたい同じだと思っていませんか?

ところで生命保険の原価を知っていますか?

出口治明著「生命保険はだれのものか」(ダイヤモンド社)

この本は生命保険の仕組みがよくわかる大変良い本です。

これまでの解説本とかファイナンシャル・プランナーのどうでもいい本とは違います。

何しろ生命保険の原価の仕組みが書いてある。

業界のビジネスモデルがその原価からわかるようになっている。

これでいろいろな問題点があぶりだされる。

著者は生命保険業界が長く、インターネットでの保険会社の社長。

業界では生命保険の原価を公表したとして大騒ぎになっているらしい。

ただし、公開されている生命表さえ手元にあれば中学生でも計算できるものなので騒ぐほうがどうかしている。

騒いでいる生保の社員は、僕たちを小学生以下だと思っているのか?

何もアクチュアリー(保険数理人)なんかの知識は不要。

今までそれすらやらずに生命保険に多額のお金を払って、おばちゃんの高い給与を払ってあげて、挙句の果てに不払いされていた消費者が悪い。

特に若い人はここでも年配者の手数料を代わりに払っているという事実は驚く。

それから商品によっても手数料に差をつけている。

貯蓄型や個人年金、こども保険など生存保険はどうしても他の金融商品に比べてリターンが劣るから手数料は低い。

日本に限らず保険商品はリスクーリターンがわかりづらいので他の金融商品と比べると投資としては劣ってしまう。

ではなぜ、保険のリターンは低いのか?

以下はこの本には書いていない。

僕からの補足。

これを説明するにはポートフォリオ理論とオプション理論が必要。

素人向けのこの本では無理。

同じくセールスのおばちゃんが素人に説明することはほぼ不可能。

それを隠すために特約やら払い戻しやら付けてわからなくするのが商品設計になっているのが日本。

海外では掛け捨てをコストを掛けずに売るのが常識。

これが生命保険の真実なんです。

ダマされんなよー。

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