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2009年3月13日 (金)

もしかしてデルス・ウザーラって

BS特集で録画した黒澤明を観ています。

僕はあまり観たことなかったので楽しいし興味深いこといっぱい。

いろいろ発見があるものです。

特集ではランキングを出していました(当然、七人の侍とか赤ひげが高いランク)。

こうした中で「デルス・ウザーラ」という作品は異色です。

昔からこの作品は変というか異色というか。

僕が子供の頃、黒澤というと映画が撮れなくなって自殺未遂を起こしたことが強烈に残っています。

それでやっと撮れたのがソ連との合作でシベリア・ロケのこの作品。

日本じゃないし俳優も知らないし題名も意味不明。

子供心に「そんなにしてまで撮らなくても」とか「三船プロの時代劇のほうが面白い」なーんて感じてた。

ところがこれを観てたいへん面白いと思いました。

この前読んだ間宮林蔵のアムール川交易を思い出した(映画より100年昔だけど)。

最近のエコツーリズムに近い。

ヒューマニズムを越えて自然崇拝というか文明批判にも思える。

やはり黒澤には先見の明があったというべきか、時代劇だけじゃあないぞという幅の広さに改めて感服しました。

ランキングで言えば周回遅れで一位になったような気分か。

この映画は1975年ですが、1973年~74年にかけて後楽園で「大シベリア博」という催しがあって見たのを思い出した(修学旅行かなんか)。

マンモスの剥製かなんかが目玉でテントのような暗い中を見回ったのを覚えています。

興行的には大失敗だったと思います。

それから僕の驚くべき感想を正直に告白すると、

ランキングの高い七人の侍や赤ひげは、途中飽きたと言うか観ていてイライラする場面があったこと。

他の映画はどれもあっと言う間に観たのに。

不思議だ。

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