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2009年3月12日 (木)

農業と侍

あーまたウンザリする話を聞きました。

友人のお父さんが急に亡くなったそうです。農家の。

それで多額の税金を支払うことになりました。

おおまかな話から推定すると土地だけで数億円以上はあるはず。

これは評価額だから時価はもっとある。

普通、農地だと無税に等しい。

市街化地域でもないのにどうしてか。

転用してスーパーやら駐車場に貸したりしている。

もちろん道路用地や住宅用に売る。そしてまた農地を買う。

この繰り返しで広げたらしい。

さっき黒澤明の「七人の侍」を見ていた。

百姓から武器を調達し侍たちに非難された菊千代(三船敏郎)が言う、

「百姓を仏様と思ったか? 百姓くらい悪いものはいない」

「何にもねえと言う。ところがあるんだ。何でもあるんだ。

「出てくる出てくる、米、塩、酒・・・」

百姓なんてなあ、ケチん坊で、ズルくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ」

「だがな、そうしたのは侍だあ」

聞いていた勘兵衛がポツりと言う「おまえ、百姓の出だな」

映画の最後で勘兵衛がつぶやく。

「今度も負け戦だったな」

七郎次(加東大介)「えっ?」

「いや、勝ったのはあの百姓たちだ。私たちじゃない」

もちろん子どもたちは自分たちだけではとても買えないような家を買ったとさ。

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