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2009年3月17日 (火)

「This is England」は今につながっている

重い映画でした。

「This is England」

イギリス中部の労働者階級の子供と若者の話。

80年代前半当時のブリティッシュ・ロックは散りばめられている。

ドラッグ、パンク、スカ、スキンヘッド、タトゥーは出てくる。

でもトレイン・スポッティングのような若者映画を想像したら大間違い。

サッチャリズム、保守主義、フォークランド紛争。

実はそんな中での極右政党の盛り上がりの話なのだ。

一見正しいような上手なアジテートに惹かれてしまう。

移民、人種差別、経済格差といった状況は現代もそのまま当てはまる。

確かにその数年前(70年代後半)は、暴動とかパンクとかすごい時代だったけど。

僕の記憶ではこの映画の頃は、イギリス経済もかなり立て直され、音楽やファッション、クラブなど世界を席巻していました。

ブリティッシュ・インベンションという若者文化です。

産業構造もシフトしてきて炭鉱などの労使紛争はあったけどね。これもある意味しょうがない変化だったと思う。

そんな中でフォークランド紛争はあっという間に終わった印象があっただけに、多くの人が亡くなっていたのは僕の記憶が間違っていました。

僕の姉が90年頃にこの辺りにホームステイしていました。

テレビで移民らしき外国人が映ると、その家の子供が「こいつらが居るから、俺達の仕事がなくなる」と言って驚いていたのを思い出す。

同じく大学では中国系の学生が何故か嫌われていると言ってました。

この映画でも人種差別はすごい。

世間知らずでナイーブな方は観ると嫌悪感を持つかも。

でもこれが現実だった。

日本でもネオナチのような動きがなければいいけど。

移民政策を行ったらこういう反応を示す人は必ず出てくるに違いない。中でも労働者階級や貧困層は特に被害者意識は高くなりがち。

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