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2009年12月27日 (日)

医者ばかりになって

医者は儲かる。

特に開業医。

科目は美容外科、眼科、皮膚科など。

勤務医はそれほどでもないし、医療関係でも歯医者、薬剤師は儲からない。ましてや看護師や福祉関係は大変なだけ。

つまり一部の医師だけは現在の日本で突出しているのです。

医学部は人気で、東大理2に入るより地方国公立の医学部のほうが難しいらしい。

入学が難しいから合格するためには幼少から高い教育をかける必要がある。

実際、お金をかけないと入れない。つまりお金持ちの子弟です。

お金持ちはそうして再生産されていく。

教育はお金を親が出しても相続税や贈与税がかからない。

「子孫に美田は残さず、教育を」という正しい相続方法ですね。

お金持ちはますます子供を医師にしたいと考え、開業医などは有り余るお金を自分の子供にかける。

勝利は医学部にあるわけです。

この構造は橘木・森著「新 日本のお金持ち研究」(日本経済新聞社)に詳しい。

儲かるから女性にモテる。

ちょっと気の利いた娘は医師と結婚する。

経済原理から当たり前です。

打算的とか玉の輿と言われようが。

サラリーマンや不動産屋さんやラーメン屋さんではそうはいかない。たとえ今は儲かっていても。

ましてや非正規とかフリーターと結婚したいとは思わない。

昔は大企業の御曹司とかも候補だったけど、今はそんな甘い時代じゃあない。

もちろん医療は難しいからそれなりの頭の良さが求められるのは当然。

おバカな医師に診てもらいたいとは思わない。

今後は医学部の定員を増加させる方針なので、たくさんの医師が生まれることでしょう。

それにしても頭のいい子がみんな医師になるのは社会としていいことなのか?

経済力のほか権力とか地位とか社会的権威というものがある。

医師は経済力と専門性はあるけど、社会を背負って立つということはない。

相対的に頭の悪い人にその他の大事な部分を頼んでいいのか。

社会全体としての資源配分としては良くないと思う。

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