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2010年1月29日 (金)

山梨メディカル・コンプレックス構想

政府も成長戦略が描けません。

オバマ政権も同じ。

これは世界中で悩んでいる。

ましてや地方都市がどう成長してゆけるか答えを出すのは難しい。

特に日本は全体的に沈む中での成長になるので、明るい話はほとんどない。

山梨はどうだろうか?

農業もいい、ワインもいい、観光もいい、環境もいいでしょう。

でもインパクトに欠ける。

乗数効果が少なすぎる。

みんなで食べてゆけない。一部の人だけが潤う。

かといってIT、金融、メディアは無理。

デザインやアニメ、ものづくりも優位性はない。

それで僕も考えてみた。

強みと弱み、産業構造、歴史と文化、自然と地理的条件、インフラや民間の投資状況、交通のネットワーク、教育レベルと大学の学部、気質と技能、周辺の都市との関連・・・

最終結論は「メディカル・コンプレックス山梨」に達しました。

これがベスト。

県民人口が少なすぎるって?

そうじゃなくて患者さんに来てもらう県にする。

できれば住んでもらっても結構。

出産、検診、手術、長期療養、ホスピス、老人ホーム、リハビリ、介護・・・

ゆりかごから墓場まで山梨にいてもらう。

途中は東京でもね。

車や電車やリニアで来てもらったり通ってもらう。

これが山梨の強み。

別世界を演出してゆっくり治してもらう。

そうすれば患者はいくらでもいる。

巨大な病院をいくつも欲しい。

救急、ガン専門、難病、日帰りクイック、診断やドック、ワクチン予防まで。

「ちょっと山梨へ手術に行ってくる」

「うつ病だったら富士山へ」

「アルツハイマーなら八ヶ岳」

「美容整形なら甲府」

「リハビリなら石和温泉」

って感じ。

「あーいいなあ。山梨で先端医療受けられて」

「さすがお金持ち」ってね。

「私、生まれは山梨(の病院)なんです。」「へー僕もだよ。」「さすがセレブ」

世界最先端の先生に来てもらって、最先端の医療器具で医療を行う。

高級なベッドと最高級の診療。

最高のおもてなし。

究極の総合サービス業なのです。

そうすれば救急に県民も診てもらえるし、空いている器具で最先端のガン検診や治療もやってもらえる。

医療現場はサービス業だから事務、介護、食餌や清掃・警備にも人員が大量に必要。

ローテクの人々にも大量の雇用が発生する。

必ずしも医者だけじゃないところがミソ。

お花、贈り物、タクシー、墓地、給食、リネン、廃棄、駐車、倉庫、警備、人材斡旋、ヘッドハンティング、通訳・・・いくらでも周辺の仕事も増える。

週末には家族がお見舞いや訪問に来る。

温泉に泊まってもらって観光してもらう。

家族も来るのが楽しみになる。

大学や企業も医学だけでなくて生命工学や遺伝子工学、バイオテクノロジーなども進出してくる。

学会やシンポジウムも開催されるからホテルもいくつも必要。

何しろ大病院の集積が必要。

これを優遇し助けろ。

たとえば厚生病院、加納岩病院 日下部病院のある山梨市なんて有望だよね。

実際、アメリカの大都市ではできているところもある。

医療の進んだインドでは欧米からのメディカル・ツアーが有名。

今なら東アジアで最も早いメディカル県になれる。

県民だけなんてケチなこと言うな。

ましてや「病気なんてとんでもない」などとつまらないこと言わない。

これこそ21世紀の産業集積の形なのだ。

この産業はハイテクからローテクまでみんなで協力するところがいい。

しかも「おもてなし」も必要なのだ。

何と人間的な仕事だろうか。

しかも、医療と介護が日本一充実している地域には健常者も安心して住みたくなるはず。

こここそが生き残る道なのです。

早いもの勝ちだよ。

あーあ教えちゃった。

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