2009年11月 9日 (月)

筑紫さんとサミュエルソンの分水嶺

この1年ほど政治や経済の変化が激しいときはありませんね。

もしかしてここ50年で一番かも。アメリカも日本も。

評論家やジャーナリスト、経済学者にとっても発言し時です。

この時を逃したら何をやっていたのかということ。

それで筑紫哲也さんです。

7日が命日。

オバマさん誕生も政権交代もみずに死んでしまった。

なんともまあ。

「いちばん大切な時に、なんでいないのよ」(加藤登紀子)

みんなそう思っている。

サミュエルソンは「長生きはするもんだ」とオバマと日本の民主党をみれたことを喜んだそう。

いずれにせよ2009年を生きた人と生きられなかった人の違いは大きい。

そして「フリードマンが生きていたら」とケインジアンからの皮肉もあった。

(わからない人にはわからない話ではあるけど)

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2009年9月 5日 (土)

理系政治家とミセス・ロビンソン

鳩山さんって東大工学部卒だけど学科はあまり知られていない。

計数工学科。

修士課程を飛ばしてスタンフォード博士課程へ。

専攻は経営工学。

ビジネススクールではない。

OR(オペレーションズ・リサーチ)を中心としたエンジニアリングですね。

留学は70年頃になるから、71年には今野浩氏がPh.Dを取得しているので知りあいかな。

日本料理店でバイトしていた幸婦人のほうが知っているかも。

当時のカリフォルニアで年下の独身男とつきあうなんてミセス・ロビンソンみたいだよね。まあ金星に行ったくらいだからね。

なお理系の政治家は、志位和夫(物理工学)、菅直人(応用物理)、不破哲三(物理学科、太田昭宏(土木)など。

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2009年9月 3日 (木)

ジョージはどこ?

1ドル札にはジョージ・ワシントンが印刷されています。

サイト「ジョージはどこ?」では持っている紙幣の番号を入力するとどう流通してきたかがわかる。

トレーサビリティ。

全部の紙幣ではなくて「紙幣追跡計画」という赤スタンプで押してあるもの。

これは面白い。

まず、フィッシャー交換方程式を思い出しました。

新古典派の貨幣数量説です。

MV=PQ

Vは貨幣速度、Qは取引量ですが、これは計測が難しい。

もしジョージの情報を使えば役立つことになります。

もう一つは、最近のネットワーク理論。

友達の友達をたどると6人目で全世界の人に到達できる。

ケビン・ベーコン・ゲームというのもある。

この理論では感染症、バブル、人口、流行などいろいろなところに応用できる。

もしかしたら紙幣にコカインがついているらしいので、その捜査にも使えるかも。

アメリカはすごいなあ。

日本じゃ怒られそう。

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2009年6月 8日 (月)

取りたい資格?

ユーキャンとかの資格とか習い事の広告が出ますよね。

それで、「何か自分に興味があるものあるかなあ」と一通り眺めます。

むかしは全然興味なかったのに突然出るかもしれないじゃないですか。

でもないんです。全然。

あえて選ぶとすると、

古文書

毛筆カリグラフィー

POP検定

くらいかな。

修行のように長く続けるか、没頭できるか、それでいていつの日か役に立つこともあるかも、というようなやつ。

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2009年6月 5日 (金)

議員力検定はいい点付いている

検定ブームですが議員力検定っていうのも始まりました。

世の中いろいろな人がいてたくさんの意見もあるわけです。

それをどう反映させるかが民主主義の根幹なわけです。

個別の問題とか不満とか要望、実現したい政策、自らのイデオロギーとか信念があるわけです。

家の近くにカーブミラーつけてくれとかから始まって。

これを政治家や役人にぶつけたところで筋違いも多いわけ。

じゃあ議会や行政の制度はどうなっているのか。

建前と実情はどう違うのか。

僕たちはあまりに無知だったのではないのか。

知ろうとしなかったというより、知るチャンスがなかった。

大学で法律や政治学を学んでも実態はよくわからない。

新聞などを精読したところで政局とか個別の問題はあっても、制度自体の問題点は書いていない。

ときどき「ぼったくりバー」みたいな話が出てやっと問題を知る。

それを知る機会を提供するのは国民や市民にとって重要。

今までなぜ無かったのか不思議。

高校生に株なんか教えるよりよっぽどいい。

内容は地方行政とか議会制度、行政の実態に重きが置かれているのもいい。

ただし、勉強のツールがない。

専門性は高いし改正もあるので素人だけではフォローは難しい。

暇な政治オタクとか個別の問題を抱えた人ばかりではもったいない。

検定で合格してもそれだけでは不足。

議員や官僚と対等にやりあえるだけの深みがないといけない。

考え方の違いはあっても共通の知識を継続して知る、勉強する機会が是非とも欲しい。

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2009年5月23日 (土)

ドラマの「ナンバーズ」

「ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル」というあちらのテレビドラマを観ています。

CBSで2005年からやっていて日本ではFOX CRIMEで

最近テレビ朝日で金曜日の深夜にやっています。

パラマウント・ジャパンからDVDも出始めました。

すごいのはスコット兄弟が制作指揮しているといこと。

リドリー・スコット。「ブレードランナー」「エイリアン」「ブラック・レイン」「グラディエーター」など

トニー・スコット「トップガン」「トゥルー・ロマンス」「デジャブ」などがあります。

2人で制作したのは2008年のテレビでのマイケル・クライトン「アンドロメダ病原体」以来。

内容も兄弟の絆がメイン。

兄はFBIの敏腕捜査官。弟は天才数学者。数々の事件を、バックでは弟が数学を駆使して謎を解明していく。

毎回、数学理論が出てくる。

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2009年4月12日 (日)

教科書で儲けるやつがいる

日本の小中学校の教科書。

薄い。

中身がない。

問題がついていない。

それでサブテキストなどを買う必要がある。

塾に行かないとならない。

義務教育の教科書は無料なのは当然でも、いろいろお金がかかる。

アメリカなどでは教科書は分厚い。

興味のある子供はより深く、苦手な子供の自習できるようになっている。

だから分厚い。

たしか1年、2年とか分かれていなかったと思う。

だから連続性が確保されて復習できる。

教科書は先輩からのお下がりだったり、生協で売ったり買ったりして長く使う。

不思議なのは日本では毎年新しい教科書になるということ。

社会などでは訂正があったりするかもしれない。

でも算数など変わるわけない。

国語や理科だって毎年変える必要などない。

学習指導要領がコロコロ変わるというのもあるけど、国語で読ます内容なんてそんなに変える必要ないじゃないですか。

3年で習う漢字が2年に入っただけで大騒ぎすることもないはず。

複数学年で教科書が一緒になっていても問題ないはず。

問題になるとすれば教科書が大きくて重くなること。

これはロッカーを備え付けてあげればすむこと。

「今日は家で算数を復讐しよう」とかすればよい。

思うに毎年新しい教科書を購入するということは、そこで業者向きの意向が働いていないのか。

つまり教科書利権。

自動車免許の更新時にもらう「誰も読まない本」みたいに、制作側が惰性でつくってなんとなく金払っている。

教科書問題というと東アジアの歴史に関する現代史の記述ばかりですけど、こっちのほうも教科書問題ですよね。

先日、NHKで弱視児童のための拡大教科書が間に合わない、コストがかかりすぎるというのをやっていました。

こういうのを見ると、バカバカしさをとおりこして怒りを感じます。

バカみたいにコロコロ教科書を変えなきゃ問題解決じゃないですか。

それができないのは、文部科学省の仕事がなくなるとか、教科書出版会社が儲からなくなるという良くある話につきあたるのです。

被害を受けているのは教科書がない弱視の子どもや親御さんやボランティアの皆さんです。

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2009年3月 9日 (月)

儲け過ぎで怒られる

今のご時世に、儲け過ぎて怒られるなんて。

漢検の大久保昇理事長。

商売がうますぎなのか。

お金の使い方にいろいろあったようですけど。

受験料を安くするとかでいいんじゃないの。

前にも書いたけど理事長とかって営利目的じゃないだけに言い訳がいろいろできたり、信用されたり、世襲できたりましす。

儲け過ぎねえ。

最近、あんまり聞かないねえ。

変なの。

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2008年12月18日 (木)

閉鎖するビジネススクール

11月1日の本ブログ「またまた新宗教の疑問」でLCA大学院大学という株式会社のビジネススクールを取り上げました。

やっぱり募集停止になったらしい。

また当たった。

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2008年11月28日 (金)

学校法人という隠れた世襲

今朝の新聞を見ていて考えました。

職業としての理事。

家業としての理事。

普通、仕事を選んだり就職したりするときは株式会社か公務員、あるいは自営業とか会社を起こしたりすることを考えます。

就職先には学校の事務などもあります。

その他、特殊法人、宗教法人、医療法人、政党、農協、独立行政法人、NPO,NGOなど非営利団体もあります。

特殊法人には財団法人、社団法人などで何々公団、事業団、公庫、組合、協会、機構、研究所、営団、JRA、NHKなどです。

ボランティアじゃないので給料は堂々ともらう。

職業欄には「団体職員」と書く。

最近、こういう特殊法人に対する風当たりは厳しい。

僕が新聞で見たのは帝京大学学長の沖永佳史氏。(本当は沖は二水)

1973年生まれですから35歳。

1993年には学校法人沖永学園の理事長になっています。

つまり20歳の大学在学中。

きっと優秀なんでしょう。

もちろん沖永家の世襲ですが。

同じく東海大学の松前家、近畿大学の世耕家などマンモス私立大学があります。

自民党参議院議員の世耕弘成は学校法人近畿大学の副理事長。

昔の創立者は政治家が多い。

これは家業にいい。

ひっそり儲けられる。

末代まで続けられる。

非営利だけに儲けなくてもいいので息子に商才は不要。

非公開なので株主チェックもない。

私立学校だから独立的。自主自律。

まあ文科省の内容チェックだから大丈夫。

それでいて補助金までもらえちゃう。

宗教法人とか政党みたいに色眼鏡で見られることはない。

医療法人みたいに人は死なないし専門知識も不要。

学生がいっぱいいるのでおいそれとつぶせない。

我々は教育という大事なところでがんばっています、と言い訳もできる。

三流学生であれば講義内容が劣っていても気がつかない。

毎年、定期的に「前払い」でお金が入ってくるし。

まるで家業のように世襲でき、給料もらえる。

お母さんや叔母さんも理事に加えちゃえっと。

少子化が心配だけど当分大丈夫だと思うよ。地方の短大からつぶれるでしょう。

小さくないので知名度だけは高い。

OB多数だし。ある意味有名校。

勉強じゃダメだけど、ちょっとスポーツで勝てば大丈夫。

あージャニーズ来てくんねーかなあ。忍者とか。よくわからんけど。

一芸入試でもやるかな。

自分の息子は自分の学校には入れないのが鉄則。

経歴にキズがつく。

僕も帝京じゃなくて慶応。

これは突っ込まないでよ。創価大学とは違うんだからね。

息子が慶応に入れてもらえるかが心配。

寄付でもすっか。何か変だけど。

ときどき遠縁からバカ息子やどうしようもない娘を頼まれる。

東海さんとか近畿さんなんかと私立理事世襲クラブでもつくろうかなあ。

ウハウハ・クラブ。

よかった良い家に生まれて。

自分じゃ選べないからなあ。

そうじゃなかったらヒラの会社員だと思うね。

ちょっと地味なので広告料払って顔出しちゃった。

たまには目立ちたいし。銀座でモテたいしね。

自分の努力じゃないけどね。

さあ飲みにいくとすっかな。

(これぞ格差社会じゃないの?)

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2008年11月26日 (水)

赤十字の救急法を学ぶ

少し前ですが日赤の救急法を受講しました。

救急措置の講習には消防の救命講習と赤十字の救急法があります。

それぞれ上位に応急手当普及員と救急員があって3日かかりますが、その基礎講習もあるのです。

10時から16時までで無料ですが、教材費で1500円かかります。受講証がもらえます。

午前の座学と午後の実地があって、それぞれ試験があります。

それに合格すると修了者として認定証(有効3年間)ももらえます。

内容は人工呼吸、心肺蘇生法、AEDです。

この講習は人気があるらしくて夏はいっぱいでした。

受講している人はさまざまですが、何か起きた時に役に立ちたいと思っている人たちのようです。

普通の人は事故や急病人に遭遇したとき、オロオロするばかりでしょう。

1日でもやっておけば何もできないということは無いと思います。

AEDだって街で見かけるようになってきましたが、どう使うかわかっている人は少ないのではないでしょうか。

AEDも一度やっておけば仕組みは理解できます。

赤十字の場合は、実地の繰り返しで体で覚えるのを目的にしているとのことです。

客室乗務員でも求められているようで、就職目的の若い人もいたようです。

僕は結構、真面目にやりました。

認定証ももらえました。

時間があれば救急員も受講したいところです。

東京の赤十字の場合、連続講習で基礎講習からやり直さないといけないそうです。

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2008年11月24日 (月)

外人コンサートのMC

外人コンサートのMC。

曲の途中でマイクでしゃべる。

結構、ちょっとしたジョークを飛ばす。

先週のビリー・ジョエルもそうだった。

数発やってけど観客は全然笑わなかった。

そういう英会話のCMあったよね。

こういう時は笑ったほうがツラい思いをする。

「お主英語できるな。いい気になんなよ」みたいな。特にファンは怖い。

現地の映画で爆笑の中「???」となってツラい思いをした人も多いのでは。

講演会とかプレゼンでもある。

昔からそうだったし今もそう。

日本人の英語力が進歩ないのはこれでもわかる。

それでも英語の曲は聴いていただけいい。

最近の若い人々はJ-POPだからなあ。

そもそも外タレに行かないし。

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2008年11月20日 (木)

駒沢大学だけじゃないデリバティブ失敗

駒沢大学がデリバティブ取引で失敗して156億円の損失を出したという記事が出ました。

最初ちょっと驚いたのは、他の大学でもっと大きい失敗があるのにどうして駒沢だけ出るの?という点。

たとえば学校法人としての慶応は、運用資産1000億円で、3月末時点で226億円の失敗を出しています。

これは文系の学生約2万人超の年間学費に相当します。

早稲田の方は,運用資産は1000億円で3月末の評価損は5億円。

3月から現時点までの間に損失は膨らんでいるとしています。

慶応の方は、「評価損は増えていない」とコメントしていますが、そんなこと無いと思います。

駒沢大学の想定元本は約100億円ですから、慶応・早稲田のほうは10倍(ただし、すべてがデリバティブというわけではない。しかも想定元本というのは投資額ではないし、比較はできない)。

東京大学は10月末時点で保有している有価証券は800億円。満期まで保有するので損失は出ないと言います(ブルームバーグ記事より)。

朝日新聞によると、05年の集計で全国約650の大学・短大のうち少なくとも75大学がデリバティブ取引をやっているそう。

少子化などで大学経営が厳しくなっているのが背景にあるとのこと。

今回、駒沢大学の記事が大きく出たのは、損失を「確定」したこと。

これ以上の損は耐えられないとあわてて判断したのでしょう。

それから投資内容もリスキーな「通貨金利スワップ」で、外資系金融機関に乗せられてギャンブルしたようなものという点。

経営学部や経済学部の先生が、投資運用したわけでもないのに、「何やっている」と批判めいたコメントをされるのはかわいそう。

笑いネタにされるようじゃあ、将来の学生募集に影響するのは必至。

ただでさえ少子化で大変なのに。

一方、慶応や早稲田はあくまで含み損、評価損ということで確定していないからそれほど話題にならないのでしょう。

でも金融の悪化で損失は膨らむと考えて間違いないでしょう。

確定するのが怖いのでしょうが、デリバティブでは満期があるので、普通の株式や不動産投資と違って塩漬けすればいいというものじゃない。

東大の場合は、満期のない投信とリスクヘッジ手段としての運用で、満期まで待てば予定通りの価格で手じまいされるので、たとえ損失があっても利益と相殺されると見込んで評価損という処理しないということでしょう。

そのうち有名大学倒産が見られるかも。

駒沢の先生もそうなったほうが批判が薄れる。

結果的に「確定」したので被害は食い止めた英断になるかもよ。

こっちのほうが経営の意思決定としては大事。

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2008年10月24日 (金)

10月24日に読む本

10月24日金曜日。

79年前の1929年のこの日は世界恐慌の日として教科書に載っています。

僕が今日読んでいたのは、ジョン・K・ガルブレイス著「大暴落1929(原題 The Geat CRASH 1929)」

出版は日経BPクラッシックスという復刻版。

The CLASH じゃないなあ。RとLが違う。

東京ヴェルディ1969 でもない。

急落の直前ってみんな強気で、平穏だったんだねえ。

その後も乱高下しながらもジリジリ3年くらい下げ続きました。

この日から自殺者が出たように思ったけどそうではなくて、じょじょに数年にわたって出たようです。そりゃそうだ。

”巨人”ガルブレイスの「バブルの物語――暴落の前に天才がいる」(ダイヤモンド社 1991年)も読みたかったのですが絶版のようです。

ダイヤモンド社も復刻版シリーズを出して欲しい。

経済社会も考え直す必要もある。

それで週末は、やーギン・スタニスロー著「市場対国家(上・下)」(日経ビジネス人文庫)を読むことにします。

修行僧のように。

今日の株価も”暗黒の金曜日”だったようです。

円高はさらに進むでしょう。

予想通り。

暗黒ばっかりで曜日なくなっちゃうぞ。

もう知らん。

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2008年10月22日 (水)

免許って初期に取るべきだよね

規制緩和で船舶免許取得は簡単になりました。

取得も楽になった1級を取ればどこにでも乗っていくことができます。無制限です。

ただし、遠洋(80カイリ超)には自分以外に機関士(6級海技士)を乗り込ませる必要ができました。

これを知らなかったのが作家の鈴木光司氏。

クルーザー買って小笠原までいっちゃった。

そこで指摘されさあどうしよう。

1週間に1往復の船にヤマハから派遣された機関士が乗ってやっと帰ってきました。

トホホ。

なお、旧4級船舶免許の方は水上オートバイの「特殊」免許、旅客営業用の「特定」免許も付いてきます。

今では1級を取っても水上オートバイは乗れないのです。

ましてや営業用の2種免なんて難しい。

むかし車の普通免許を取ったおやじがバイクの限定解除が付いてきたのと同じ。

うらやましかったもんね。

免許って初期に取るべきだね。

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2008年10月20日 (月)

時価会計凍結でがっくりきている人たちとは

なんなんだよ一体。

時価会計の一部凍結。

今までの議論とか推進は何だったんでしょう。

国際会計基準が進んでいるとかディスクロージャーとか投資家重視とか。

たしかに市場取引のない証券化商品の価値評価は難しい。

こういう場合、金融工学とか格付けで評価するしかないのですが、逆にバッシングされるあり様。もう知らん。

だからといって評価しなければ一種の粉飾を許すことになります。

「会計を信じないでね」「お化粧してありますので注意してね」「会計はしょせん会計じゃけんのう」で何か意味あるわけ?

こんなことするとますます疑心暗鬼。

市場はリスクとみなして評価を下げます。

日本でも銀行がお願いしたらあっさり認められちゃった。大臣がウンと言って。

この前も書いたとおり地銀はかなりハイリスクの商品(CDSの入った合成CDOとかハイレバレッジな先物や私募の不動産ファンド)なんかを買っている。

だって地元にろくな融資先がないものだから。

これも金融機関の特別扱いじゃないですか。

この話でがっくりきているのは会計の研究者や院生、基準作成にがんばっている人たち。

会計は実務に直結する分野なので勉強している人は多いと思う。会計士とか税理士とか経理部の人とか。

でも、しょせんエライ人が決めたものを習うだけ。

確定決算主義が強かったので国税庁のご意見も賜わらないといない。

やっと国際的なコンバージェンスの時代もきた。

それがこれだ。

いくら理想的な会計とか会計の歴史とか各国の制度比較とかやっても、こんな調子じゃ「オレたち何やってるの?」と空しくなろうというもの。

会計って学問なのかも疑問になってくる。

社会科学として法律も似ているかもしれないけど、少なくとも大臣の鶴の一声で変わるってことはないよね。

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2008年10月14日 (火)

ノーベル経済学賞は半分当たったという事にしてね

ノーベル経済学賞はポール・クルーグマン氏でした。

藤田昌久先生は残念でした。

でも空間経済学でもらったとすれば共著もある藤田先生は僕の予想はかすったということ。

クルーグマンの正式な受賞理由はわかりませんが、国際貿易、空間経済学、あるいは2つの一体化、リベラル経済学、ブッシュ批判というところでしょうか。

昨今の地域格差の問題はまさにクルーグマンの理論となります。

従来は経済地理学とかいう分野だったけど、90年代初頭にはすでにフラクタルも導入していました。

さすがジョン・ベイツ・クラーク賞。

ノーベル賞は分野に贈られるともいわれますので、クルーグマンが空間経済学で受賞したとなると藤田先生はもらえないことになってしまいます。

これで日本人の経済学賞は遠くなってしまいました。

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2008年10月13日 (月)

生命科学研究に宗教観は影響するのか

ノーベル化学賞を受賞した下村脩先生。

ちょっと気になったこと。

受賞が決まったときのコメント。

「発見は非常にラッキーなこと。わたしは神を信じないが、天の導きだと思った。ノーベル賞も同じだ」。 

わざわざ「神を信じない」などとコメントしたのが気になっていました。

無神論を怖がるアメリカ人(神を信じないのは共産主義者と考えるらしい)。

進化論さえも否定する人たちも少なくない。

有名な「スコープス裁判(1925年)」。いわゆるモンキー裁判です。

進化論を教えた高校教師が訴えられた。

当時テネシー州では公立学校で進化論を教えてはいけないという法律がありました(この法律は1976年まで有効に存在していた)。

自然淘汰を信じているのは4分の1にすぎない。

進化自体は認めても「神の意志」が入らないとは考えられないのです。

9割の人は神の存在を信じていて無神論者は8%だけ。

天地創造を信じているのは4割をこえ、8割の人は死後の世界を信じています。

以上は飯山雅史著「アメリカの宗教右派」(中公新書2008年)。

そうすると生命科学や生物学の研究者というのはアメリカ人には少ないのでしょうか?

8%の中で研究者が生まれればいいですが、相対的に手薄になりそう。

神を信じながらも、それはそれで生命科学を探究する人もいるかも。

でも神の手によって導いたとなるとどうしても論文に現われてしまうのでは。

生命だけでなくてビッグバンとか物理学だって聖書と矛盾してしまう。

聖書が地球の年齢を数千年としていることと違いますしね。

下村先生もアメリカで研究や生活していてここらへんで御苦労もあったのでしょう。

ただし、競争では無神論者の日本人が有利に働くのかもしれません。

ES細胞研究もブッシュが「命の始まりを破壊する」と拒否権を発動したくらい。

しかも理工系の場合、英語も不利になりませんし。

逆に文学賞とか経済学賞は不利かもね。

でも宗教右派に入る福音派の知的エリート派を代表するのはヒトゲノム計画のリーダーフランシス・コリンズ博士ですからそう簡単な話にならないところ。

もともと無神論者でしたが医師として活動するうちに有神論進化論(ビッグバンの際には神に意図されて設計されていたけど、その後か神の介在はなく進化論で発展してきた)の立場になったそうです。

ところでついでに2つ。

アメリカの保守と、ヨーロッパの保守の感じが違うと思うあなた。

それはいい勘している。

ヨーロッパでは君主制や暴君の権力を擁護する側が保守、それを制限するのが自由主義(つまり本来のリベラリズム)

このようにヨーロッパの守るべきものは君主制や封建制であったわけですが、それに反抗してできたアメリカには君主制などはそもそもありません。

アメリカでは何を守るかというとヨーロッパになかった自由主義の伝統になります。

あるいは自由放任主義までつながっていきます。

これが保守(コンサバティブ)であります。

だから逆なんです。

ただし人によって関心が異なるので、社会的保守、財政保守、小さな政府、経済自由主義などの立場があります。

日本の場合の保守というのは自民党55年体制を守るということでしょうか?

それとも天皇制?

アメリカ人の自由主義、保守主義に対する根強いこだわりはすごいと思います。

昨日マイケル・ムーアの「シッコ」を観ていたら国民皆保険に反対する議員(それはリベラルとか社会主義だとか余計なお世話とか甘やかし過ぎとか)の多さにへきへきさせられました。

もうひとつ。

フリースクール、ホームスクールってありますよね。

日本の場合、いじめなどで不登校者を救う場になっているようです。

アメリカのホームスクールは宗教的にリベラルすぎる公立教育に背を向けて家で教えることで、ほとんどが福音派のプロテスタントの親です。

彼らは学校での祈り、聖書朗読、進化論に代わる天地創造などを要求してきています。

何しろ連邦政府が教育に口を出すのはもってのほかと考える人が宗派によらず多いのもすごい。

そういえばアメリカの教育省なんて存在感ゼロだしね(やっとカーター時代に創設された)。

「創造科学」「インテリジェント・デザイン」などという科目はそういう宗教科目がわからないような名前になっています。

まあ日本のマルクス経済学者が「経済史」「社会経済学」「社会思想史」あるいは環境経済とか開発経済、進化経済学のような名称で隠れているのと同じかな。

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2008年10月 9日 (木)

ノーベル賞の日本人

ノーベル物理学賞は日本人3人というけど、

南部さんはアメリカ人だよね。

各国の受賞者数もどうカウントするんだろう?

喜ぶよりも頭脳流出を嘆くべきだよね。

村上さんは残念でした。

期待は経済学賞だね。

甲南大(京都大名誉教授)の藤田さんなんてどうかな?

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2008年10月 5日 (日)

僕たちの体は日々入れ替わっている

僕が小さいときからDNAが2重らせんの形というのは教科書に書いてありました。

もちろんワトソンとクリックの発見で僕の生まれた1962年のノーベル賞ですから。

この発見は実はロザリンド・フランクリンという女性のX線解析写真を盗み見たという話を聞いたことがあります。

福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書2007)はこの辺りの話がおもしろく書いてあって一気に読んでしまいました。

福岡先生は青山学院大学の教授ですが文章も上手だと思います。さすがベストセラーになるはず。

ある分野に詳しい先生が一般向けに本を書いてくれるというのはやはりエキサイティング。

いわば梅田望夫の「ウェブ時代をゆく」みたいに。

だって当事者じゃない評論家や経済学者やジャーナリストの本じゃ寄せ集めみたいでしょ。

ロックフェラー研究所での野口英世の話は関係者にとってショックだと思う。

お札になっているんだっけ?

シェーンハイマーの動的平衡なんて「ホーそうだったのかあ」と関心しました。

僕たちの体って入れ替わっているんですね。そうは見えないけど。

次に狂牛病、プリオン説の本も読んでいます。

ベストセラーを出した後をみると福岡先生や梅田さんは専門外への話の展開も興味深い。

放っとかないよね。引っ張りだこだと思う。

未来を語れる知的対談みたいなやつにね。

そのうち専門ネタも尽きてくるでしょうけど、「これからの生き方」「仕事術」「私の情報収集法」「私も英語で苦労した」みたいのはやめて欲しい。

ちょっとうまくいくと直ぐにこういう説教臭いこと言いだすからなあ。

上から教えてあげますよ、みたいな。

誰とは言わないけど。

あーいうのこそ入れ替わって欲しい。

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2008年9月28日 (日)

中山大臣の確信犯

中山大臣辞めたそうです。

日教組の発言は「失言ではない。確信犯だ」と言い最後まで撤回しませんでした。

ホーと思ったのは、

久々に「確信犯」という言葉が正しい用法に思えたことです。

でもよく考えてみると、この場合間違った用法と言われている使い方にも当てはまります。

ということは文化庁の言う確信犯という言葉の「正しい用法」「よくつかわれる誤法」の違いってないのかも。

ところで、この発言について朝日新聞がデータ分析しています。

「日教組の強いところは学力が低い」という仮説に、横軸に各県の日教組組織率、縦軸に各県の全国学力調査(中3数学A平均正答率)をプロット。

仮説が真ならグラフが右下がりの直線に並ぶはず。

結果はそうでもない。

たしかに大分県はあっている。

ところが成績トップの秋田県の組織率は高い。他にも富山、福井、静岡、愛知なども。

高知県や大阪府は成績は悪いのに組織率も低い。

このテストには私立も入っている場合もあるけど不参加は約40%、東京の私立の不参加は約80%にも上る。

秋田のように私立がない県と頭のいい子はほとんど私立に行ってしまう東京を比べてもなあ。

それから組織率で日教組の影響が判断できるかも疑問。

思想教育の押し付け度合とか不良教師、サボタージュ、左翼思想の具合もあるしね。

要はやる気のある教師かどうかでしょうねえ。

それが各県の組合がどこまで影響しているのか。この代理変数でみないと。

組合の影響は以前ほどではなくて何か他の要因が学力に影響しているのかもしれない。

それにしても東京などで私立の学校に行かせる官僚、政治家、お金持ちとの格差のほうがヒドイと思うなあ。

もし公立教育や地方教員にエラそうに意見する人がいたらその子弟を調べよう。

自分の子供だけは私立に行かせといて上から見下ろしていないか。

あと、成田空港のゴネ得というのは、むしろそのバックにいる変な人たちが問題だと思う。

僕の経験ではゴネ得行動するのは日本国民のほとんどだと思います。

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2008年8月 1日 (金)

山梨県立石和高校の出身者

山梨県立石和高等学校の小ネタは続きます。

和高出身者で、HPがある人だけを厳選します(プライバシーに配慮して)。

まず、アーチストの栗田宏一氏。

これまで石や鉱物を集めてきました。

まるでつげ義春の「無能の人」みたいに。いやあこれをアートに昇華したのです。

今では美術の教科書に載るほど。

なぜ石か。

彼は石和高校から新設されたばかりの山梨県立宝石学校に進学したのでした。

でも作業中に粉塵で体を壊してしまいました。

その後、舞踏の世界に入って帰郷し、石和でアーチストとしての活動を開始。

高校時代は写真部でポパイ少年でした。

現在、群馬県立館林美術館で土を並べている。

ワークショップあり。

もう2人紹介しておきます。

大学教授は珍しくないと思いますが、2人は非常に若くして一流大学の先生となっています。

久保川達也氏。

東京大学経済学部教授。

専門は数理統計学。

特にベイズ統計の未解決な問題に貢献しています。

日本統計学会や日本数学会の委員等も歴任。

東大の経済はゲーム理論とベイズ統計という数理理論中心の特徴がありますが、まさにその中心にいるわけです。

教員志望で筑波大学に進んだのですが、数学が非常に優れていてあっと言う間に東大教授になりました。

最後にご紹介するのは、網倉久永氏。

上智大学経済学部教授。

専門は組織と経営戦略論。

ウォートン・スクール研究員、経営学トップ誌「組織科学」委員などもやっています。

実家は石和の温泉旅館でした。

たしか会計士や司法書士の親族がいたので経営はお手のものかも。

3人の成功者の皆さん勝手に紹介してしまってゴメンなさい。

もっと石和高校を盛り上げてください。

お願いします(本当は隠していた?)。

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2008年6月23日 (月)

日本人は不得意なaとtheの使い方

日本人にとって the は難しい。

英語がわりと得意だった女性でも、あまり気にしない人も多い。

そういう人でもTOEICだけは良かったりする。

ある大学の先生が論文を書きながら「もう意味はわかるはずだから、この辺でいいでしょう」という感じで the にギブアップしそうになったところ、読んでいたネイティブの先生が「他はいいけど the だけはダメ!」と注意されたらしい。

つまり文章のtheで知性レベルがばれるらしい。

研究者としては致命的。

でも普通のビジネス・パーソンはそれほど深く考えないらしい。

それでもTOEICはそこそこ行くし、会話では一応成り立つしね。

22日の日経新聞に面白い記事が調度ありました。

“”EU新条約協議「the」巡り紛糾”

新基本条約「リスボン条約」を協議したEU首脳会議。

批准作業の続行を訴える議長総括のわずかな表現。

原案にはtheが入っていて未批准国(7ヶ国)に限定する表現。

これをEUの政治圧力と受け取ったチェコが、これでは主権にかかわるとtheの削除を要求。

結局、theのない、すなわち特に対象を限らない一般的な表現になったとさ。

このtheは「限定のthe」。

僕はtheがやたら気になる人です(だから得点が伸びない)。

the、a のどちらかと問われれば、なんとなくわかる人は多い。

でも、無冠詞というのもあって、さらにそれぞれ単数と複数もあります。

複数でaはないだろうと思いますが、分類上は a hundred pens 、a few peopleなどがあります。

アラン・ブレンダー著「チャートでわかるaとanとthe」(講談社インターナショナル)

がわかりやすい。

僕はこの本の問題をやってみて、かなり間違ってしまいました。

やはり、theかaとかの間違いよりも、要らないところに入れてしまったことが多い。

ランガーメール編集部「THEがよくわかる本」(共栄図書)

は読み物風で、何故、play tennis で play the pianoなのか。

the telephoneでA telephoneと言わないのか。

The times(新聞)、Time(雑誌)の違い。

本のタイトル、会社名、国名、川と湖などで付いている場合とそうでない場合の違いがよくわかります。

簡単な問題、次の文は全部「クジラは動物です」になりますが、その意味しているところは微妙に違います。

A whale is an animal.

The whale is an animal.

Whales are animmal.

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2008年6月17日 (火)

塾に行かなかった最後です。

田舎の教育の続きです。

僕は塾というものに行きませんでした。

何しろ高校受験とかいうものの準備がなかったのです。(塾じゃないけどお寺の坊さんが教えてくれる英語の補修みたいなとこにはいった)

もちろん中学受験なんて考えたこともなかった。

私立中学とか無かったんだもん。

恐らくそうした最後の世代かもしれません。

日本中探しても離島や山間部を除けば最後尾は間違いありません。

今じゃ考えられません。

第一、山梨の田舎の方に塾というものが存在していたかも知りません。

家庭教師とかもよっぽど熱心なご家庭かよっぽどの落ちこぼれの子供だと思います。

牧歌的な時代だったなあ。

昨日も書いたけど、社会人になってみんな受験学校の使い方が半端じゃなくてびっくりした。

きっと小学生くらいから通い馴れているいるんだなあ、と思いました。

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2008年6月16日 (月)

寂れた駅前に必ずあるのは

関東地域の旅は続いています。

こういう寂れた都市の駅前に必ずあるのは予備校系の学習塾です。

そういえば近江もそうでした。

もちろん消費者金融もありますがね。

こういうのを見ると「せめて子供の教育だけは」とか「こんな寂れた街にいたんじゃだめだ」「早く大きくなって東京へ行け」「なるべくいい大学へ」という親の声が聞こえます。

子供は公共交通機関がないと集めにくいのでしょう。だから駅前は必須。

でも良く考えるとむかしから田舎は教育熱心でした。

自分家以外は。

そういえば、平気で越境して中学とか高校行ってました。

僕だけ全て一番近いとこ。

もちろん公立。

親は放任。

野山を駆け回る毎日。

東京へ出ると「おー、皆んなこんなに頑張って勉強していたのか?」と正直驚きました。

40歳越えるとあんまし変わらないと思うけど、親の熱心さというのは心に残るのかも。

そして親に感謝しなきゃ。

もし勉強してなかったら確実に今以下なんだからね。

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2008年3月22日 (土)

ぼくの考える地域格差問題

政策シンポジウムに行ってきました。

セッションのひとつに「格差と地域格差」があったので参加してみました。

論点は、

①なぜ地域格差が拡大しているのか?

②地域格差を縮小するにはどうしたらいいのか

③対策は地域格差か、個人間格差か

の3つ。

こういうのケチつけたり揚げ足取ったりしたくないんだけどあまりにひどかったのであえて書きます。

田村秀氏(新潟大学教授)、山田昌弘氏(学芸大学教授→中央大学)、竹信三恵子氏(朝日新聞)の3人は現状を述べて終わり。

新たな分析や提言はないし、アイデアもない。かといって批判もない。

論点の1つも答えなくて終わってしまった。

なんなんでしょうか?

もっとすごいのは橋本健二氏(武蔵大学教授)。自らマルクス主義という人。

階級闘争なんだって。はあー。

司会はエコノミストの原田泰氏でしたが、要領を得ない。

(資料準備が足りなかったら事務局にコピーして回すくらいの機敏さも無い。)

このように先生方は現状を問題だ、悲惨だ、かわいそうだ、政治が悪い、会社が払え、金よこせと叫ぶ。

でも自分達は勝ち組だから全然危機感なし。

移動可能性の自由が過疎化を招いたように言うけど、移動の自由がなかったらもっと悲惨でしょうに。

居住の自由、職業選択の自由がなかったら江戸時代だよ。

まず個人の責任でしょう。少なくとも話のスタートは。

非正規雇用がひどいとか言うけど、だったら拒否すればいいじゃないか。できないのは何か個人的な理由があるわけでしょ。

いくら価値のある仕事や技能であっても給料安いと言うけど、何だってそうでしょ。

経済というものは。

需要があるか、その需要にお金の裏づけあるか。

そもそも希少性があるかが問題。

そうでなければ、いくら汗水たらしても安い。

こういうのをコモディティという。

「代わりはいくらでもいる」と言われるようじゃお金は稼げない。(自戒も込めて)

世界中に代わりがいるからね。

そういう事を教えないからじゃないかなあ。

富裕層ビジネスが増えているって、あたりまえじゃないか。

ぼくの考えを書こう。

格差の定義がわからないけど、まあ個人間あるいは地域平均の所得としておこう。

所得拡大の理由は、グローバリゼーション。社会主義の崩壊による労働の供給過多、ITによる知識の高速道路化。

地域格差は、高度情報化、知識社会はフェイス・トゥ・フェイスの比重が非常に高まってきたので、都市の集中化が進む。

これは日本だけでなくて世界的。

理論的には複雑性ネットワーク構造、経済的には取引コストとネットワーク外部性など。

放っておくと都市はランキング理論に収斂する。(これは古今東西おなじ)

これは実に自然なこと。

日本はこれに少子高齢化が重なる。

それから均衡ある国土発展という失策と幻想。これがストロー効果で逆効果。

もちろん財政的、自治として自立できていない点もある。でもこれは原因ではなく方策の足かせにすぎない。

地方が縮小するのは自然。

地価は安くなり、渋滞はないし、空気はきれい。

くやしかったらイギリスの田舎みたいになって欲しいよ。絶対に住む。

だから、これを無理に修正するには莫大なコストがかかる割りには効果はほとんどない。

むしろ、東京が世界のランキングから落ちてゆくことが、結局国民全体が没落することになる。

現状はアジアの中でもプレゼンスは落ちるばかり。JAPAINね。

だから東京を延ばすこと。東京が世界で負けてはいけないのだ。

たとえて見れば、出世しそうな優秀な息子なのに進学させずに畑仕事させておいて、親が楽する一家。

みんなで沈没。あまりに近視眼的で明日が無い。

小学生のケツ叩いてもワールドカップでは今すぐ勝てない。弱いプロ見た小学生はサッカーしなくなる。

資本開国すべき。東京を魅力的なマーケットにせよ。

そう書くと東京ばっかりのようだけど、お金だけの話じゃない。

ただし、空港や道路はまず東京と大都市へ。投資効率が違う。

道州制のハブになる。

もちろん短期的には疲弊した地方の教育、福祉、医療は最低限フォローが必要でしょう。

だから都市がもっとがんばって低所得者の福祉にお金を回すほうがいいでしょ。所得再分配として。

でも甘やかしてはいけない。農業のようになってしまう。

めぐんでもらうのを潔しと思わないならがんばるか、自立するか、都会へきなさいよ。

中長期的には、

税制。

低所得者を問題視するけど、富裕階層の固定化も問題。鳩山兄弟が苦労しているようには見えないでしょ。

相続税100%くらいの事言って欲しいな、マルクス主義なら。

あと法的にモビリティの促進。

移動、転居、転職、転進、再就職、公務員⇔民間、Uターン、Iターンなどができるようにして欲しい。

借地借家法、税制、年金、就職で不利にならない、転進のための教育訓練など。

道州制と地方自治。

一票の格差是正。政治家の定数を修正せよ。

ところで何故、疲弊した地方に済み続けるのか?

もしかしたら、格差を所得で考えるのは間違いかもしれない。

田舎に住んでこその楽しさや気楽さに満足しているのかもしれない。

都会に住んだらイヤなことや不満なことは多い。

そうすると限界集落に住むお年寄りと都会のフリーターがどっちが幸せかっていうことになるよね。

まあ突き詰めて考えると中長期的には教育と訓練にいきつく。

まず、初等・中等の教育に格差が付くことだけはなんとしても避けたい。

結果の格差より機会の格差は悲劇です。

それから高等教育も含めて製造業時代の教育内容から改めて欲しい。

英語は、日本文化の伝承とか学問とは関係ない。ミドルのツール。

英語もできないミドルなんてアジアでも見たこと無い。

そうでないと倍にしたところでお金を稼げない人ばかりになるのは当然。

会社が非正規雇用して安くするのはけしからんと口を揃える。

会社経営したことない先生方は会社が払えると思っているらしい。

敵は会社にありってマルクス主義だよなあ。(こんなの研究している人に1200万円払う方がどうかしている)

マルクス経済とかを伝承して「就職がありません」などと言わせるのは先生も悪い。

「技能もあって、需要があって、努力して、長時間まじめに働いて、どうして?」と。

だったらフリーランスで個人事業主で仕事すればいいと思うのですが。

なんで会社に就職するのが当然だと思っているのか不思議でしょうがない。

カリフォルニアでは7割はフリーランス。

この就業形態は常識。これで世界と戦うべき。

会社や行政のせいにするなんて甘えすぎ。

問題は正社員が楽し過ぎていること。

経営者から見ると正社員を雇う事は大きな負担。

社会保険の事業者負担は高いし、目に見えない負担も高い。

なにかと権利ばかり主張して訴訟、ボーナスや昇給を言うだけ稼いでいるのか?

夕方4時になるとタバコばっか吸いやがって。「アイデアが浮かぶんです」「情報交換」「緊張がほぐれ」ウソつけどろぼう。

問題だ、問題だ、と叫んで文章書いて、本を書く人ばかり。

この先生方に格差問題を解決する能力が全く無いことだけはよく分かりました。

他のセッション(たとえば中央省庁改革とかポスト京都議定書なんか)はよかった。

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2008年3月 6日 (木)

排出権取引が理解できない国民

ラジオの街頭インタビューを聞いて驚いた。

というかガッカりしました。

炭酸ガスの排出権取引について、「なんでもお金で解決するという風潮は許せない」「そんなことをしても全体として減るわけじゃなし」というネガティブ意見ばっかりでした。

まあ放送局の編集でそうなるのでしょうけど、それにしてもレベルの低い意見です。

やはり環境問題への国や制度の取り組みは日本が遅れていることがわかります。

一般の人も理解できていないのですから。

でも市場取引の有用性が理解できないのは啓蒙とか宣伝のせいではなく教育だと思います。

こういう感覚のなさを見るに着け強く感じます。

でも、この人たちもきっと高学歴と言われる教育を受けている人なんでしょう。

暗記とか正解がある試験を通って。

教育が悪いとか手を抜いているとかじゃなくて、教える内容とか考え方が変わってきているということだと思います。

これじゃ議論にもならないじゃないですか。

批判するなら、せめて「既に努力している企業との差をどうする」「先進国と発展途上国の差をどうする」という問題定義くらい出してほしいものです。

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2008年2月13日 (水)

「日本のお金持ち研究」を読んだ

橘木・森著「日本のお金持ち研究」(日経ビジネス人文庫)を読みました。

この本は2005年に出たハードカバーの文庫本化です。

「僕もお金持ちになりたいので秘訣を知りたい」と思ったわけではありません。

そうしたノウハウ本ではなくてお金持ちの実態を経済学的に探求した本です。

いろいろ興味深い話も多かった。

こういう研究は皆無だったと思うけど、アンケートに応えてくれたのは京都大学の威光は大きいと思う。そこらへんの大学の先生ではゴミ箱行き。

お金持ちの皆様も本当は饒舌なんだと思う。

お金、教育、権威の3拍子論が書いてありますが、お金だけの人は実は出たいのだと思う。

常々思っていたことですが、格差問題では低所得者層がクローズアップされますが、問題は高所得者の固定化にもあるわけです。もし平等がいいと言うなら高い方も崩していかないといけません。

鳩山兄弟がもらったブリジストン株が40億円下がったとかそういう話。

結果の不平等でなくて機会の不平等の方が問題でしょう。

だったら相続税や贈与税のように自分の努力でもないものは厳しく取り立てるべきです。

この本でもお金持ちの人が相続や高い教育を受けていることがわかります。

が、自分の子供への財産を残す意欲はわかっても、本人がどのくらいもらったか、つまり世襲やらの固定化というデータが少なかった。この問題への批判精神は少ないような気がしました。

それから経営者になる道として、入社して昇進するケースと起業したオーナーに分かれるとある。

さらに結論には3つ目として親から経営を引き継ぐパターンがあるとする。

しかし、銀行から経営陣として送り込まれて全部自分が作ったみたいな顔をする樋口広太郎タイプ、

コンサルティング会社やベンチャーキャピタルから狙っていた、北九産交の秋池氏や価格コム穐田氏とか、

バイ・アウト・ファンドなどから来た社長なんかもいますよね。

最近は多様です。今後はこういうタイプの専門経営者が増えていくと思う。

「資本家精神モデル」というお金持ちは消費より富がもっと蓄積することに喜びを感じるというビルゲイツの話がありました。

が、ある程度お金があると使いきれないだけで、増えることに喜びを感じるとまでは言えないと思う。

それから余暇よりも仕事をするお金持ちも多いそう。

たしかにワーカホリック気味が成功の秘訣でしょう。

でも、スピードのある現代のビジネス社会だと、あっという間に転落することがあるから意地と惰性で働き続けているのではないでしょうか。

負けるの嫌いな人たちですから。

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2008年1月27日 (日)

社内会議で会議してないでしょ

社内会議ありますよね。

だいたい配布資料に沿って説明があって、参加者はその理解に勤め、各自の部署に戻る。

意見とか出ないし、みんな能面のような顔でしょ。

一言もしゃべらず終わる人がほとんど。

どうしてだろうと考えたんだけど、これは会議じゃなくて連絡やってる。

上司や会社から一方的に連絡したり発破かけたり。

だったら会議前に配布資料を配ってくれればいいのに。

「何か質問、意見は?」

で10分で終わると思う。

意見といっても自分の部署の立場からなるべく楽しようとする不満がでるのがおち。

同じことはゼミとか教室でもそう。

誰も発言しないし、先生が一方的にしゃべるのを書き写すだけ。

だったら本読めばいいじゃないの。

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2008年1月26日 (土)

年末に読んだ本「出世のメカニズム」

年末に読んだ本の最後です。

日置弘一郎著「「出世」のメカニズム <ジフ構造>で読む競争社会」(講談社選書メチエ)。

1998年の本です。

僕が出世するにはどうすればいいかノウハウを知りたかった、訳ではありませぬ。

ジフ構造というランク性に気づいてそれに関する本を探していたらこれにあたったというわけ。

この本はジフ構造の数理理論はさておいて、それで組織科学や産業構造の競争性といった社会現象の説明に使おうとしているのです。

その一つが、社内における競争、すなわち出世です。この他にも大学間の獲得競争などもページを割いています。

スケールフリーとかスモールワールドといったネットワーク科学が注目されていて、それにつながっているのです。

この辺はここ10年くらいに発展した領域なのですが、それ以前の問題意識はこんなところにあったんだなあと思いました。

今年はそのあたりを集中して読んでみようと思っています。

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2008年1月14日 (月)

佐野で大師とラーメン

佐野厄除け大師に行きました。

相変わらず両毛線は乗り継ぎが悪い。

佐野駅で降りて歩いていけるのですが、寂れた商店街や位置関係は富岡製糸場にそっくり。Imgp2269 Imgp2271

違うのはラーメン屋さんが多いこと。

クリザキ軒という古い店構えのお店に入ってみました。

人気店で人が並んでいます。Imgp2272

ラーメンが550円。しょうゆ味です。

みんなギョーザ400円といっしょに頼んでいます。

むかしながらのラーメンです。暖まったあ。Imgp2280

佐野厄除け大師も混んでいました。

「関東の三大師」の一つです。

弘法大師ではなくて元三大師ですから天台宗の良源です。(他は青柳=前橋、川越、拝島)

ちなみに弘法大師は「関東厄除け三大師」として川崎、西新井、観福寺=香取市です。

特に祈願を頼む行列がすさまじい。Imgp2274

僕は特に興味がないので賽銭を投げて帰ってきました。

そんなに頼むことがあるのかなあ。

道路も渋滞していてお気の毒さま。

だからと言って電車がいいかというとそうでもない。待つ。

そこで駅の北側に公園みたいのがあるので行ってみた。Imgp2284_2

ここは佐野城の城址公園になっています。かなり大きい本格的なお城のようです。

解説を読むとお城の前はここに佐野厄除け大師があって現在の場所に移転したとのこと。

へー。

次に足利に行ってみました。

駅の北側にある足利学校に行きました。

戦国時代までの最高学府だったところです。Imgp2294 Imgp2298 Imgp2302 Imgp2301 Imgp2304

ザビエルによって海外でも知られる存在でした。

儒学や易学が中心でしたが江戸時代になると朱子学に押され衰退したそうです。

この周辺は石状の道路になっていてよく整備されています。Imgp2308

凝ったお店も多くて意外でした。

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2007年12月10日 (月)

理系離れは日本社会のせい

以前、理系出身者の不遇を書きました。

先日発表されたOECDの学習到達度調査で15歳の数学や科学の応用力が低下しているのが話題になりました。

ランキングに一喜一憂するなとか、ゆとり教育が原因とは言えないとかなんとかコメントがありました。

それはともかく「科学に興味がない」というのは本当だろうし、これが大問題です。ランキングよりも。

何しろ理科を勉強しないし、大学でもビジネススクールでも数学ができない学生ばっかです。

勉強しなくても大学に合格できるし、なるべく敬遠しても生きていけるのでしょう。

マーケティングとか戦略とかメディア論とかフィールドワークとか環境とかファッションセンスとか音楽とか数学とは関係ない方向に逃げるのです。

科学離れは子供だけではなくて成人でも知識も関心も先進国で最低だそうです。

金曜の日経新聞「春秋」というコラムに面白い記事が載っていました。

薬害エイズで起訴された厚生省の役人は医学部卒の課長ただ1人だったそう。

上司の薬務局長や事務次官はおとがめなし。

その理由がいい。

文系である彼らは専門知識も判断力もないので責任は問えない・・・

どうして知識も能力も無い人たちが出世するのかわからない。

知識を持っていたひとは貧乏くじ。

民間企業でも大発明者の対価はすすめの涙。

欧米の研究職は事務職の2.13倍の給料なのに日本の研究者は1.18倍。

これじゃ科学に関心ある子供になるわけないな。

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2007年11月30日 (金)

万能細胞の作成に成功のニュースが小さすぎる

京都大の山中伸弥教授の研究グループが‘万能細胞’を作製するのに成功したと11日報じられました。

万能細胞を利用すれば、疾病・事故で損傷した臓器および組織の機能を拒絶反応なく復元できると期待されます。

これまでのようなES細胞とは違って、受精卵でないので、反対派の倫理問題も避けられるということです。

 
11日付の米国科学雑誌「セル」の電子版に掲載されました。

「今後10年以内に万能細胞が再生医療研究用に活用されるだろう」ということです。

米ウィスコンシン大のジェームズ・トムソン教授とジュンイン・ユ博士の研究グループは20日実験に成功したと発表して、『サイエンス』誌の発売の前に電子版で公開されました。

それにしてもこうした記事は、アメリカや韓国では大きく取りあげられたのに日本のメディアではほとんど出ない。

こんなすごいニュースどうして?

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2007年11月25日 (日)

憧れの国立天文台は秋だった

3連休の最終日。

天気もいいので三鷹の東京天文台へ見学に行きました。Imgp1438

天体少年だった僕にとっては聖地のようなものですが行く機会がなかなかありませんでした。

見学には力を入れていると見えて日曜日もやっています。無料です。

前進の東京天文台は麻布飯倉にあったのですが、1914年(大正3年)から10年かけて移転してきました。

関東大震災や空襲を受けないので大正期の建物が残っています。

第一赤道義室は20cmの屈折望遠鏡は、赤道義ですが電気を使わずに重錘式(おもりが落ちるのを利用)で1時間半ほど追尾できます。すごい。Imgp1440

太陽の黒点のスケッチ観察に使われていましたが、今は画像処理だそImgp1441 う。そういえば、月刊天文ガイドにも毎日スケッチしている人がいたなあ。

太陽系ウォーキングは面白い。太陽から土星までを100mにして惑星の大きさや距離を体感するというもの。木星まではそうでもないけど土星は遠いのがわかります。リニアで350年かかるらしい。

アインシュタイン塔は塔全体が望遠鏡になっています。外だけ。Imgp1459

大赤道義室は65cmの屈折式で日本最大でした。観測床が星の位置によって上下します。だから2階建てです。Imgp1445 Imgp1452

1888年(明治21年製造は1875年?)に東京天文台に納入された最古Imgp1448 の20cm望遠鏡が発見されて展示されています。

タイガー計算機もあって実際にいじることもできます。Imgp1455

1973年に15万円で発売されたというHPの関数電卓も展示されています。

でも最初は45万円くらいの広告が天文ガイドに出ていたのを記憶しているけどなあ。

展示室ではすばる望遠鏡の位相の説明とか、自動光電子午環の裏には2つ以上の望遠鏡の光を合成することなど興味深い説明もありました。Imgp1467 Imgp1473 Imgp1482

それにしても武蔵野の自然が残っていてイチョウなど東大の雰囲気があります。

芝生などもきれいで広くて、近くのICUに近いものもあります。

光害もあって光学観測の時代でもないのでなんかもったいない気がします。

月2回ほどの観望会なども開かれています。50cmで見れます。Imgp1437

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2007年11月 3日 (土)

日本人は何故記録を残せない

横浜市が約32年間に渡ってある町内の固定資産税を過大徴収していたとのことです。

気づいた市は03年以降は減額しましたが、過去の徴収分は返還しないどころか住民に説明しなかったそうです。

02年分だけで約160万円。

台帳が残る97年からで約960万円。

悪質な隠蔽が問題になっています。

ところで、この税金の返還は台帳保存期間の10年間分が返還の範囲になるということです。

要綱に書いてあるそうです。

つまり時効を主張するということです。

しかし、こんなバカな話はありません。

自分で要綱作っておいて、自分で誤って、返せないなんて。

前にもこんなことがあったと思うけど。

ここで問題にしたいのは台帳保存期間が10年ということ。

なんで保存しない。

全部保存しておけ。マイクロフィルムでも。

今なら全てファイルで保存すれば場所はとらないでしょう。

これは社会保険庁の台帳破棄と同じ。

アーカイブのときも書いたけど何で残さない。

今週の朝日新聞の「私の視点」で医師の山口さんという人が書いていました。

古いカルテや小中高時代の健康診断など残っていると心臓の変形などに効力があるとのこと。

カルテの保存期間義務は5年。

これは英米でも法律的にはだいたい同じとのこと。

でも残している。

海外の研究論文では5~6世代以上の家計図で調査されることが多いとのこと。

これは経済学のデータも同じで、アメリカでは100年の分析なんかもありますが、日本の研究者は全然分析できない。

しかも、農業データばっかりに偏っていて使い物にならない。

家計データなんかがあればいいと思っても全然無い。

最近は個人情報だとかなんとか言って協力しないし。

これは国民の貴重な財産だと思うんだけど。

どうしてこうなっちゃうんでしょう。

統計法も強化せよ。

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2007年8月 7日 (火)

電子辞書は全然ダメ

少し前に電子辞書を買おうと思って調べてみました。

でも全くガッカリしました。

カシオ、シャープ、セイコーとかが有名ですがどこもわかっていません。

たとえば、次のような人が買うのはわかります。

・ 英語がほとんどできなくて海外旅行に行くハメになったので買うことになった。

・ 学生だけど大きな英和、和英を持ち歩くのは面倒なので、本の代わりに電子を買った。

でも、こんなユーザーばかりを想定しているようじゃダメです。

どうすればいいか教えてあげましょう。

まず、電子辞書の最大の使い道は、自分なりの辞書を作り上げていくと考えるべきです。

経済や映画・音楽や文学や旅行やビジネスなどその人の使い方があるはずです。

辞書を引くたびに、その人の辞書が完成されていくことにならないと、電子であるメリットの99%は捨ててしまったことになります。

ある言葉を引いて、そこにピッタリな訳は人によって違います。

次に引いたときは第一順位で出すことが必要です。

本ならマーカーで色塗ったり、付箋をつけるでしょう。

電子でもできないといけません。

それを一覧で眺めたり、引いたランキングでソートしたり、シャッフルして自分用の問題を作ってくれないといけません。こんなの技術的に簡単です。

絶対できないといけないのは、ネットに繋げて専門分野をダウンロードできたり、パソコンに取り込んで管理したりできないといけません。

手入力で追加や修正もしたい。

だって適当な、自分にピッタリの、わかりやすい訳だけを入れたいのです。

でも全部手入力するのは大変なので自分に近いソフトを用意してもらいたい。

僕が調べたときこういう機種は皆無でした。

その後できるかなと思ったけど、やっぱり無いようです。

何故、こんな気持ちやユーザーのニーズがわからないのでしょうか?

不思議だ。

技術者がひとりよがりで作っているか、辞書の電子版という発想から抜け出せていないのだと思う。

それともマーケティングが弱い。

こういうのはユーザーに聞いてもわからないので、提案すれば付いて来るものです。

今の電子辞書ならコクヨのメモリボという暗記文具のほうが面白い。

辞書じゃなくて電子単語帳だけどね。

しかしちょっと大きすぎでデザインがやぼったすぎる。

どんどん自分用の単語帳が完成していけないとダメなのに、そこまでいっていない。

i-PODの単語ソフトのほうが期待できると思う。

やっぱり日本のメーカーってソフト戦略とか活用提案が弱いんだよなあ。

僕がつくってあげようか?

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2007年7月24日 (火)

歴史家は早死にしたら負け

歴史上、早死にした数学者は多いです。

でも早死にした歴史家っていない思います。

いたとしても何も残さなかったと思います。

社会科学系は早死にしたら負けなんです。

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2007年5月 2日 (水)

世田谷区の「日本語」は地域間競争

子供の時間割を見ていると「日本語」と書いてありました。

へー最近は「国語」ではなくて「日本語」なのか?

と思いましたがそうではありません。「国語」は別にあるのです。

昨日知ったのですが、これは世田谷区だけで特区として行われるものらしいのです。

日本文化の理解という目的で、漢文や古文、俳句など読んだりするそうです。

こういうのって大人になっても不思議と覚えているんだよね。

国際化などでは日本への深い理解や表現が求められるのでいいのではないでしょうか。

地域色など工夫もあって、論理的な思考、コミュニケーション能力も養うとのこと。

総合学習の時間をあてるそうです。

それにしても、若井田正文さんという教育長はやり手の顔をしていることに関心しました。

もしかして民間から来たの?

「英語のほうがいい」という意見もあるかもしれませんが、それは考えが浅いと思う。

英語反対派の論拠はたいてい「日本語もできないのに」です。

もし、日本語もできない子供たちになったら責任問題にもなりかねない雰囲気です。

ここで、先に日本語をやっておけばどうなるでしょう。

そうなんです、英語科目導入への障害はなくなるのです。

これで堂々と本丸の英語科目の導入へいけるのです。

免罪符。

日本語科目なら少なくとも失敗はないはず。

だからお母さん方焦らないでください。

僕の予想ではいずれ小学校に英語科目が入ります。

そういう将来への希望があるとないのでは全く違う。

世田谷区は教育先進地域になって子供の数は減らなくなるかもしれない。

世田谷区は小学校の数が多く、越境も認めてくれるので公立でも競争が激しい。

気を抜いたり、評判が悪かったり、変な先生がいるとなるとテキメン。

品川のように制度ではないのですが、選択が事実上可能です。

バウチャー制みたいな。

地域間競争は始まっています。

いきなり英語特区から入る手もあるけど、差別化にならないし、逆に不安となることも考えられます。

これが教育長の頭の中だと思います。

急がば回れ。

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2007年5月 1日 (火)

東洋的な経済学はいいけれど

今日の日経の経済教室に変わった論文が載りました。

山折哲雄氏(前国際日本文化研究センター所長)の「東洋流「見えざる手」追求を」

アングロサクソン流の資本主義は一神教のものだから、東洋流の八百万の神々の価値尺度による経済体系を求めよというものです。

「恩」「感謝」による経営は神道からきているとのこと。

氏は宗教学を研究されていたらしいのですが、実感として思いついたらしいのです。

気持ちはよくわかります。

1つだけ言いたいのは、もし市場でこの2つが勝負したらアングロサクソン側が勝ってしまうということを忘れていませんか?

渋沢栄一、出光佐三、松下幸之助など閉鎖されていた近代時代の例を持ち出されても時代遅れというもの。さらに石田梅岩や二宮尊徳を持ち出されても困るわけですが。

経済学を勉強されたとおっしゃるが、それがマルクスとウェーバーじゃあコメントしようがないですね。

もう少しいろいろ調べてから来て下さいね。

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2007年4月29日 (日)

映画バベルにみるクローズドキャプションの必要性

「バベル」は、ブラピ主演で菊池凛子が好演した映画です。

「旧約聖書」「創世記」によると、バベルの塔を建ててしまった人間に神は違う言語にして混乱させたのです。

あー自分が英語で苦労しているのはこのせいだったのかあ。

そういえば「バベル」という翻訳会社がありますよね。

この映画で日本語のせりふに字幕がなかったのですが、ろうあ者などの4万人の署名で配給会社が字幕が付くようになりました。

ろうあ者がエキストラで多数出ていたのに試写会で日本語の場面になるとろうあ者の方々が筋が追えなくなってしまったのです。

ラストサムライなどでも同じような事が起きたようです。

アメリカの映画やテレビ番組などには耳の不自由な方向けに字幕がつきます。

むかし、そういったソフトを使って英語の学習に使うというのもありました。

たしか80年代にビデオを使った英語教室が渋谷にあったのを記憶しています。

これはクローズドキャプションといいます。

アメリカのアナログの文字多重放送を指す場合もあります。

ADA法によって90年代からテレビに表示機能をつけることが義務付けられました。

日本の場合、字幕放送ですが97年の放送法では努力義務に過ぎません。

「バベル」をきっかけに日本でもリアルタイム字幕が増やしていくことを考えたほうがいいと思います。

英語のほうもPBS(米の公共放送)の字幕付きの放送がNHK-BSで放送されています。

たまに観ますが、上達するか定かではありません。

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2007年4月18日 (水)

青山学院大学は田口玄一氏を名誉教授にするべきである

昨年5月に山梨県立科学館(愛宕山)のプラネタリウムに行きました。

スペースシアターで「戦場に輝くベガ - 約束の星を見上げて」という番組をやっていました。(2006年4月~9月)

天文航法で陸上爆撃機「銀河」を導く偵察員とその元データの航空天測表をつくる女子学生の物語です。

二日酔いのため途中で寝てしまいました。

最後のもの悲しい印象的なコーラス(みのぶジュニアコーラス)で起こされました。

協力者の中に顔の長いおじいさんが一瞬映りました。

?誰だっけ?

もしや田口玄一先生では?何故?

そうか田口先生はたしか海軍で航測法を研究しておられた。

この物語と関係ありそうだぞと。

それでパンフレットを見ると、製作は天体少年の僕には懐かしい五島光学研究所で、その下に田口玄一と書いてあるではありませんか。

もう一度機会があれば見たかったのですが、見逃してしまいました。

本当に残念。

田口氏(83歳)は品質工学(タグチメソッド)という実学をつくった人です。

品質管理とかTQCとかに似ているように思われるかもしれませんが発想が違います。

他の統計学者のほとんどを敵に回しながら、実務者からは熱烈に支持されて「田口教」と揶揄されているほどです。

間違いなく世界の異端児です。

田口氏は名古屋で品質工学のセミナーをずっと開催していて、昨今のものづくりで東海地域が元気なのは田口教のお陰ではないかと勝手に想像しています。

現在では中国で指導されているとのことです。きっと中国のものづくりも東海地方のように花開くのではと脅威にも感じます。

田口氏はデミング賞はもちろん日本人としては3人目の米自動車殿堂入りしました。

自動車業界の人でもなんでもないのに「アメリカを蘇らせた男」たたえられての受賞でした。

詳しくは、田口玄一著「タグチメソッドの発想法 なぜ私がアメリカを蘇らせた男なのか」経済界(1999)を読んでください。

僕はむかしご著書の「実験計画法」のテキストを買ったのですが、すぐに積ん読くになっていました。

僕を蘇らすことはできなかったようです。

永らく青山学院大学理工学部の教授をされていました。

こんなすごい人がいたことを忘れているのでは?

僕から提案いたします。是非、名誉教授に!

だめならビジネススクールで講演を。

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2007年4月13日 (金)

NOVAの判決で受講生は損する

4月3日最高裁はNOVAの清算規定は「受講者の自由な解約権の行使を制約する」として上告を棄却する判決を出しました。

契約時の単価を超える精算金を求めるのは違法・無効という判断をしたわけです。

1回の単価を定める契約で事前に大量に購入すると安くなるのは当然です。

提供側は安定的で将来を見通した計画を立てることができるからです。

受講者はその分安くなるのでメリットはあります。

ところがその安くなった大量購入したにもかかわらず、受講者側の都合で中途解約されたらたまったものではありません。

当然、ペナルティを与えます。だって長期契約だから安くできたんだから。

ところが、これを法でペナルティを与えることを違法としたわけです。

そうなればどうなるのか。

もちろん中途解約権付きの長期契約ですから単価は高くなります。

受講者に非常に有利なオプション権を付与するのですから。

つまり、英語の受講料は高くなってしまいます。

①中途解約権なし=単価安い

②中途解約権あり=単価高い

学校側に価格設定権があり、判決は全ての学校に及ぶのですから、英語学校の単価は高くなります。

そのとき学校側は①②どちらでも契約上は損はありません。

NOVAは①②を自由に選べるようにしておけばよかったと思います(あったかどうか知りませんが)。

今回①はダメになった訳です。

つまり消費者の選択権を奪われたのです。

解約条項も知っていて文句言うのもどうかと思います。

NOVAは別のポイントを使ったのを責められたのですが、こんなの修正すればいいだけのことです。

これで困るのは、長期間勉強したい、それでなるべく安く受講したい人です。

英語学校の単価が高いと需要量は減りますので、その分、供給も減って学校の数が減るなど地方の受講生はますます不便になります。

つまり、一番損するのは受講生と潜在的な受講生です。

この判決を言い換えると「貧乏人や田舎者は英語なんか勉強するな。どうせやったって挫折すんだろが」というありがたいご神託なんですね。当っているね。

こういう判決は家賃、ローン、賃金などいろいろなところで出ていますが、一見消費者を保護したり、弱者を救済したりするように見えますが結局損するのは保護されたほうなのです。

経済観念のない人が法や制度をいじくるとこうなります。

判決を受けて経済産業省までも通達を修正するとのこと。

裁判官も弁護士も官僚も法学部出身だからね。

もし、消費者側の人もこの判決を聞いて単純に「庶民の味方の判決でうれぴい!」と思ったらまずいね。

これこそ教育問題だと思います。

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2007年4月 8日 (日)

上野の森で科学少年に戻る

上野に行きました。

まだ花が残っていて花見のお客さんもかなり出ていました。

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科学博物館に行きました。

ミイラ以来の半年ぶりかな。

お雇い外国人の時代がよくわかる図。

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杉田玄白たちの解体新書は1700年代なんだあ。

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関孝和の微積には日本もすごいなあと関心。

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ニホンオオカミ君との再会もありました。山梨博物館以来だね。

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サウスダコタ、モンタナ、ワイオミングの辺には恐竜の化石がやたら出てくるらしい。

特にサンディナイト(サウスダコタ)という場所のヘルクリーク層のでかい化石が充実していました。

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生物は6回ほど絶滅に近い状況を経験していたそうです。その1つは隕石の衝突です。それからその間の地球の気温は大きく変動していて、こういうのを見ると最近の温暖化も人間の仕業なのか疑問ですよね。

次はガリレオ(屈折式)とニュートン(反射式)の望遠鏡です。こんな素朴な機械で観測して偉大な研究をしていたなんて感服します。

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ところでニュートンはロックしてますよね。レッド・ゼッペリンのロバート・プラント似です。それに対してガリレオはビートルズの後期みたいな達観した感じです。

最後に注目したのは、モルの具体例。6×10の23乗は知識として知っているわけですが、その塊を分子ごとに重さを感じることができるものです。

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ただそれだけですが、僕にとってこんなに大きいのか!とか、これが1モルか!と感激したのです。

むかし化学を習ったときはよくわからなかったのです。

どうして高校の先生はこれを見せてくれなかったのか。

これがあれば抽象的な微小の世界を実感として感じることができたのに!

こういうの意外と大事ですよね。

おまけとして上野駅の東側はアメリカン・バイクのメッカですので写真も付けておきます。

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2006年12月22日 (金)

経済学が文系なんて

数学ができないから消去法で文系に行った人って多いと思います。

日本では経済学って文系ですよね。

文系って数学が出ないのが大きな特徴ですが。

でも僕の知る限り経済学の数学は難しいと思います。

もちろん初級のテキストには数式が少ないけど良い本もあります。

それから、経済史だとかマルクスだとか産業史だとか地域経済とか数式の出ない経済ものもあるようです。

ですからほとんどの経済学部生は経済学の面白いところまで行かないまま卒業していくわけです。

そんなの日本だけですよね。

数学が得意だった人こそ経済学部へどうぞ。

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2006年12月20日 (水)

心理学を目指す人は・・・

心理学を学ぼうと学科を選んだ人は、

「人の心理が読めるようになるかも・・・」

「ということは恋愛の達人になれるかも・・・」

「そこまで行かなくても相談くらいは受けられるかも・・・」

と考えたに違いありません。

精神科医にはなれないけど歴史や仏文じゃ食えないのは明らかだし。

恐らく90%以上の入学者がそう。

でもそんなことできないことがわかりがっかり。

以前に心理学専攻の人たちと統計学を勉強したことがあります。

彼らはほとんど数値解析しています。

想像と全く違いました、とのこと。

残念でした。

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2006年11月12日 (日)

理系の不人気

お台場の日本科学未来館に行きました。

ほかの科学館と比べると博物的なものは少なく最新技術の体験型という感じでした。

毛利守さんが館長で、最近科学に疎い系の副館長が採用された記事を読みました。

ロボットが売りだったような気がしますがあまり人気はありませんでした。Imgp1786

ミュージアム・ショップで目に付いたのが、化学記号の置物と「理系白書」に似たタイトルの本。

パラパラっと立ち読みして理系女性の事が書いてあったと記憶しています。

「理系白書」は面白い視点の本だと思って読みました。

理系と文系で人間を分けているのは日本特有の現象ですよね。

企業や役所でも技術系は冷遇されているとは思っていましたが。

技術立国とか「ものづくり」とか言ってもしょせん利用される立場。

大学でも要領よく単位を取って遊んでいる文系に対して苦労の割りに「コミュニケーション能力が不足している」とかステレオタイプで語られがちです。

「文系なもんで、数式が苦手で」「コンピュータは苦手で」と地味作業を回されテクノクラート化してしまって、おいしいところは持ってかれる。

最近の大学は数学を入試に入れると極端に志望者が減るので無くなっているそうです。

かつて慶応の経済なんかは数学が必修だったような気がしますが、今は慶応出身の院生も計量経済学について来れない人がほとんどです。

日本も終わりだと思います。

この前ある教授(経済学Ph.D)と話していたら、国立大学の学位授与式に出たら社会科学系の取得者に比べてものすごい人数の理系取得者が起立したとのこと。

これを見て「理系出身者の供給量は多すぎる。高度成長期じゃあるまいし。」と笑っていました。

「でも経済学の博士なんてそもそも企業や社会では役に立たないから要らないんじゃないですか?」と反論しました。

もっとも経済学は数学です。決して「文系」科目ではありません。

そんな事を思い出しつつ星座と月齢のわかるセットを購入して帰りました。

藤井旭先生の監修でした。

今日の夕焼けとTOKYOの夜景は本当に綺麗でした。

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2006年9月30日 (土)

暗記ができません

僕は本当に暗記が苦手です。

できません。

脳が弱い上に、ものぐさな性格も原因かもしれません。

これでも高校のときは世界史とかいい点取っていたのですが。

大事な数字がだめです。プロジェクト予算○千億とか。

電話番号なんて3つくらいです。

最初から覚える気がありません。

初対面の人の顔なんて絶対無理。だいいち顔見ないもん。

ホテルのドアマンとか銀座のママが瞬時に呼びかける、なんて尊敬します。

政治家にもなれない。

なりたくないけど。

しゃべっている時、他の人の名前はもちろん相手の名前すら思い出せません。

覚えようとしていないんだから思い出すはずないのですが。

あの歌手、あのスター、あの作家・・・でない。

今まで何人かの東大出身者と話す機会がありましたけど、彼らは理解力は当然ながら記憶力も間違いなくありますね。

入社後の集合研修でいろいろ覚えさせられたのですが最後まで居残りしました。

困ったのは国家試験。

ある科目は丸暗記を求められたのですが、覚えられません。

理解でごまかそうと思ったのですが、模試は最下位。

覚えようと必死。でもダメだった。

それでも合格したら、他の人は驚いていた。「暗記しなかったの?」

今でも真顔で言われる。「本当に暗記しなかったの?」「できませんでした」

年を取るとますます磨きがかかる。

英語なんていつになったらしゃべれるのか。

努力をしていない訳ではないのですが。

子供に遺伝したら困る。

家人は「海馬が破壊されているのか?」と僕に言われるほど忘れ物をする。

子供に影響しないはずはない。

怖い。

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2006年9月29日 (金)

美しい日本語だそうです

安倍内閣が発足しましたね。

伊吹文部科学大臣が小学校での英語の必修化に慎重姿勢を表明したそうです。

実は僕は、山本一太議員がやっていた「次の総理を決める」連続セミナーに参加していました。

そのとき、第二公用語に英語とか、小学校から英語強化みたいな政策をやってくれないかなあと密かに期待していたわけです。

別にこういう事に賛成しているわけではないのですが、サプライズとかパフォーマンスの類でね。

そこで大臣発言ですが、

「美しい日本語が話せず、書けないのに、外国語を教えてもダメ」

おバカな人はどうでもいいのです。中程度の人がどうなるかという問題です。

ターゲットが下なのかい。

「最低限の日本語を身につけた上で必修化するのはよい」

まあ、前回の僕の意見に照らせば、義務教育には不要ということでしょうか。

英語のできる知識人と同じご意見ですね。

脳の言語野というのはどっちか1つだけなのかなあ。この意見はそれを前提のように聞こえますよね。

美しい日本語が話せないとダメとなると、永久に外国語は勉強をスタートできない人も多いのでしょう。僕もそうですけど。

池坊副大臣も、

「話すべき内容を持っていないといけない。」

たしかに。これも知識人からよく聞くねえ。

でも、観光客のもてなしとか、外国の知識を得たり、あるいは映画や音楽を楽しんだりだけでもいけないんでしょうか。

みんな国際会議で話すわけじゃなし。

将来の耳のためだけなんですけど。ダメなのか。

「週1回必要なのか、それで役に立つのか」

役には立たないでしょうね。気分だけ。

だから、英語で他の科目やればいいんではないでしょうか。

大臣は「やりたければ個人的にやればよい。」

全くそのとおりですね。みんなやっていますよ。

親が貧乏人の子供は再チャレンジできないかもね。

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