日本人は何故記録を残せない
横浜市が約32年間に渡ってある町内の固定資産税を過大徴収していたとのことです。
気づいた市は03年以降は減額しましたが、過去の徴収分は返還しないどころか住民に説明しなかったそうです。
02年分だけで約160万円。
台帳が残る97年からで約960万円。
悪質な隠蔽が問題になっています。
ところで、この税金の返還は台帳保存期間の10年間分が返還の範囲になるということです。
要綱に書いてあるそうです。
つまり時効を主張するということです。
しかし、こんなバカな話はありません。
自分で要綱作っておいて、自分で誤って、返せないなんて。
前にもこんなことがあったと思うけど。
ここで問題にしたいのは台帳保存期間が10年ということ。
なんで保存しない。
全部保存しておけ。マイクロフィルムでも。
今なら全てファイルで保存すれば場所はとらないでしょう。
これは社会保険庁の台帳破棄と同じ。
アーカイブのときも書いたけど何で残さない。
今週の朝日新聞の「私の視点」で医師の山口さんという人が書いていました。
古いカルテや小中高時代の健康診断など残っていると心臓の変形などに効力があるとのこと。
カルテの保存期間義務は5年。
これは英米でも法律的にはだいたい同じとのこと。
でも残している。
海外の研究論文では5~6世代以上の家計図で調査されることが多いとのこと。
これは経済学のデータも同じで、アメリカでは100年の分析なんかもありますが、日本の研究者は全然分析できない。
しかも、農業データばっかりに偏っていて使い物にならない。
家計データなんかがあればいいと思っても全然無い。
最近は個人情報だとかなんとか言って協力しないし。
これは国民の貴重な財産だと思うんだけど。
どうしてこうなっちゃうんでしょう。
統計法も強化せよ。
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