2011年5月 1日 (日)

選挙で民主主義はうまくいかない

掃除をしながら読んだ本。

バウンドストーン著「選挙のパラドクス」(青土社)

カプラン著「選挙の経済学」(日経BP社)

スピロ著「数と正義のパラドクス」(青土社)

僕たちが漠然と信じている選挙や多数決。

これがうまくいかない。

もちろんケネス・アローの不可能性定理。

どの本もこれね。

1票の格差で騒いでいるくらいじゃダメだな。

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2011年4月 9日 (土)

ウリミバエの不妊虫放飼

沖縄ではウリミバエによってゴーヤーなどが本土へ持ち込むことは禁止されていました。

今でも空港でポスターをみる。

20世紀初頭に台湾からきたらしい。

1970年に久米島で発見。

具志堅用高がこっそりゴーヤーを持ってきたとか来ないとかの話もあった。

この根絶には不妊虫にして放つという作戦が取られました。

現在ではほぼ一掃したそうです。Dscn2224a

小林照幸著「害虫殲滅工場」(中央公論社)を興味深く読んだことがありました。

宮古島温泉に行く途中で「宮古群島ウリミバエ不妊虫放飼センター」という施設を偶然発見。

これかあと感慨深く思った。

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2011年3月28日 (月)

パンキョウ教授

それにしても気付かなかった。

学部のときに一般教養科目ってあったよね。

いわゆるパンキョウ。

これどういう先生だったのかよくわからなかった。

数学、歴史、哲学、英語、第2外国語、体育・・・

でもちゃんと教授だったりしてたよね。

教科書なんかも書いていたし。

テレビに出てコメントしたりする先生もいました。

立派に学会で発表したり、学術論文書いていました。

さらに入学試験って誰がつくっているのかも知らなかった。

ところが専門のある先生とパンキョウの先生は格が違うということを知りました。

さらに准教授と教授の違いも。

今野浩著「工学部ヒラノ教授」は面白かった。

この本じゃないけど、入学試験はパンキョウの先生がつくることが多いとも聞きました。

ただし専門の先生も入試の監督はやるし、AOなどの面接やら大学院の選考もやるみたい。

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2010年11月15日 (月)

厄介な国

あの船長のことだけど。

いろいろあるけど。

もしかして日本人でもそういうことをする船長も出現する(した)かもしれない。

でもどこか違うと思った。

少なくともVサインはしない。

日本人はあーいう時そういうことはやらない。

やっぱり違う。

そこで本を、

岡田英弘著「この厄介な国、中国」(ワック出版)

著者は歴史学で外語大の名誉教授。

結構面白くて「へー」と読みました。

でも論証やデータはなく予断や独断のように思えてしまう。

聞きなれないワックという会社は右系の「WILL」とかを出している。

どうりで麻生とか安倍が飛びつくわけだ。

まあ読み物として・・・ね。

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2010年10月30日 (土)

お茶とコーヒーの歴史

日本開国以後の輸出物といえば生糸とお茶。

それにしても何故お茶なのだろうか?

当時外国の人が緑茶を飲んだのだろうか?

なんでイギリス人はコーヒーよりも紅茶なのか?

紅茶は東インド会社が船で運んで発酵したから?

保険のロイズなんかはカフェでできたと聞いたが本当か?

中国は何をやっていたのか?

こうした素朴な疑問がある。

それで読んでみました。

角山栄著「茶の世界史」(中公新書)

この本は1980年初版ですが読まれているのがわかる。

面白い。

近代におけるお茶(特に緑茶)の歴史がよくわかる。

ほとんど氷解しました。

小林章夫著「コーヒー・ハウス」(講談社学術文庫)

はコーヒーについて。

2冊の本を読んで前者のほうが面白かった。

臼井隆一郎著「コーヒーが廻り世界史が廻る」(中公新書)

も同じくキレが悪い。

これは何故か考えてみました。

著者の専門の違い。

お茶は経済史、コーヒーの方はどちらも文学。

データと流れの切り込みが違うことに気が付きました。

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2010年9月23日 (木)

俳句の構造を解く

素人にとって俳句は謎だらけ。

敷居が高いと思う入門者は多いと思う。

僕もそう。

長谷川櫂著「一億人の俳句入門」(講談社現代新書)

この本はいい。

一読を勧めます。

秋に一句はいかが?

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2010年9月11日 (土)

拡張現実(AR)の元年

今年はARの元年になりそう。

拡張現実のこと。

小林啓倫著「AR-拡張現実」(マイコミ新書)

セカイカメラもARと考えるそう。

そうすると去年(2009年)が元年ということか。

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2010年8月30日 (月)

GHQに押しつけられた振りをして・・・

終戦後の大きな改革があります。

農地改革、労働組合法、選挙法・・・

実はこれらはGHQから指令されたものではありません。

実は、戦前から改革がやりたかった。

それで終戦を期に頭のいい官僚が進めました。

GHQの意向だと威光を使って。

6・3・3式の教育システム、シャウプ税制の源泉徴収システムなどもそうらしい。

これを「先取り改革」と称したのは、

五百旗頭真著「日米戦争と戦後日本」(講談社学術文庫)

8月の最後に読み終わりました。

面白かったです。

それによると逆にGHQが強く指令したものもあります。

財閥解体、独占禁止法、過度経済力集中排除法です。

微妙な中間的なとしては、内務省解体、地方自治法といった中央集権的なものだそう。

さらに憲法改正も。

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2010年8月 9日 (月)

地域再生はうまくいっていない

予想はしていましたがやっぱり。

地方再生、中心市街地活性化、大規模店誘致、コンパクトシティ、地域ブランド、B級グルメ、ネーミングライツ、チャレンジ・ショップ・・・

成功事例といわれているものもほとんど失敗している。

土木・建築系の専門家や教授の自画自賛。

久繁哲之介著「地域再生の罠」(ちくま新書)

はその実態を書いています。

でも著者の提案自体もちょっと弱いな。

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2010年7月19日 (月)

日本の翻訳家

この前、渋谷駅でテレビ英語の佐藤良明さんとすれ違った。

まあ僕くらいしか気づかないけどね。

佐藤さん監修でトマス・ピンチョンの全訳が出るらしい。

謎の作家でノーベル賞候補。

「メイスン&ディクスン」は柴田元幸さんが担当。

これは楽しみ。

ちょうどアメリカ文学の本を読み終わったところなので。

亀井俊介著「ハックルベリー・フィンのアメリカ 「自由」はどこにあるか」中公新書。

これは一つのアメリカ文化論だな。

柴田元幸著「アメリカ文学のレッスン」講談社現代新書。

僕が好きなタイプ。

柴田さんなんかを見ると、翻訳家という職業が成立する日本もいいかなあとさえ感じる。

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